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『東観漢記』(とうかんかんき)は、後漢(25年から220年)の歴史を記した歴史書。もと143巻であったが、のちに失われ、現在見ることができるのは清代以降に佚文を集めたものである。 後漢一代を紀伝体によって記す。官撰によって編纂された。書名は後漢宮城の南宮東観にて編纂が行われたことにちなむ。後漢時代についての基本的な史料の一つであり、史料的価値は高い。 三国時代以後、司馬遷『史記』・班固『漢書』と並び重んじられ、合わせて「三史」と尊ばれた〔校注序、p.7。〕〔稲葉[1999]、p.183。〕〔吉川[2001]、p.376。〕が、唐代以後はこれに范曄『後漢書』が取って代わるようになる。 == 書名の由来 == 書名の「東観」とは、後漢時代に修史の史料庫が置かれた場所のこと。章帝から和帝の間に、蘭台から南宮東観に史料編纂の中心が移った〔校注序、pp.4-5。〕。元来はただ単に「漢記」と呼ばれていたが、南北朝時代から「東観漢記」・「東観記」・「東観」などと記されているのが確認できる〔校注序、pp.5-6。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東観漢記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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