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東観漢記 : ミニ英和和英辞書
東観漢記[とうかんかんき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひがし]
 【名詞】 1. east 
: [かん]
  1. (n,n-suf) look 2. appearance 3. spectacle 
: [かん]
 (suf) man (negative nuance)
: [き]
 (n,n-suf) chronicle

東観漢記 : ウィキペディア日本語版
東観漢記[とうかんかんき]

東観漢記』(とうかんかんき)は、後漢25年から220年)の歴史を記した歴史書。もと143巻であったが、のちに失われ、現在見ることができるのは代以降に佚文を集めたものである。
後漢一代を紀伝体によって記す。官撰によって編纂された。書名は後漢宮城の南宮東観にて編纂が行われたことにちなむ。後漢時代についての基本的な史料の一つであり、史料的価値は高い。
三国時代以後、司馬遷史記』・班固漢書』と並び重んじられ、合わせて「三史」と尊ばれた〔校注序、p.7。〕〔稲葉[1999]、p.183。〕〔吉川[2001]、p.376。〕が、代以後はこれに范曄後漢書』が取って代わるようになる。
== 書名の由来 ==
書名の「東観」とは、後漢時代に修史の史料庫が置かれた場所のこと。章帝から和帝の間に、蘭台から南宮東観に史料編纂の中心が移った〔校注序、pp.4-5。〕。元来はただ単に「漢記」と呼ばれていたが、南北朝時代から「東観漢記」・「東観記」・「東観」などと記されているのが確認できる〔校注序、pp.5-6。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「東観漢記」の詳細全文を読む




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