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TOTO株式会社(トートー)は、衛生陶器・住宅設備機器を製造するメーカーで森村グループの一員である。本社は福岡県北九州市小倉北区中島二丁目1番1号にある。TOTOとは創業時の社名「東洋陶器(とうようとうき。Toyo Toki)」の略である(旧社名の東陶機器(とうとうきき)の「東陶」(とうとう)も創業当初の社名から由来)。 == 概要 == 日本では、トイレ、洗面器などの衛生陶器で約6割のシェアがあり第1位である。ユニットバスはTOTOが最初に発売したものである。 技術面では、ウォシュレットのほかにも、便器の汚れを効果的に落とす「トルネード洗浄」、防汚技術の「セフィオンテクト」、お湯がさめにくい「魔法びん浴槽」など意欲的に取り組み、各賞受賞商品も数多い。 バリアフリーやユニバーサルデザインについての意識は国内企業の中でも高く〔本誌2007年7月号「企業UD取り組み度ランキング2007」の間違いについてのご報告とお詫び - 日経デザイン にランキングが掲載されており、TOTOは2007年度に1位、2006年は3位を獲得している。〕、様々な商品を投入するとともに、ウェブサイト上でも広く展開をしている。また、障害者雇用のために、北九州市などと共同で第三セクターの子会社(特例子会社)サンアクアトートーを設立して、社会進出の手助けも行っている。 リモデル事業にも取り組み、この分野では大建工業、YKK APの両社と提携しており、3社共同のショールームもある。ライバルであるINAXがトステムと経営統合して住生活グループとなったこと(現在はLIXILグループおよびLIXIL、INAXはその1ブランドとなった)に対抗したものである。 主な市場は日本。そして米国、中国。日本は官製不況(2007年後期の建築基準法改正に端を発した、住宅・マンションの着工件数の激減と、年金記録問題により老後への不安が増加したことによるリフォーム件数の減少)により販売状況が思わしくないことから、アジア、欧州への販売を強化している〔『TOTO 海外5極体制で高収益化目指す』2008年2月29日付配信 日経ビジネスオンライン〕。 ショールームは全国に104箇所(2012年12月現在)ある。出版部門も持っており、建築関連の書籍を多数発行する(INAXも同様の事業を(現在のLIXIL出版にて)行っている。)他、少数だが水回りのネタを扱った漫画も発行していた(内容は現場作業者向けのマニュアルに近い)。東京・青山には「ギャラリー・間」、東京・大阪・福岡にはTOTOテクニカルセンターがある(予約制)。 主な動き * アジア - 2007年4月、シンガポールにTOTO Asia Oceania Pte.Ltd.を設立〔 * 欧州 - 2008年4月、TOTO Europe GmbH.を設立。設立にあわせ、PagetteへM&Aを実施〔『事業統括会社「TOTO Europe GmbH(仮称)」を設立』2007年12月14日 TOTOプレスリリース〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「TOTO (企業)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Toto Ltd. 」があります。 スポンサード リンク
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