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松前警備所(まつまえけいびじょ)は海上自衛隊の組織の1。大湊地方隊函館基地隊隷下にあり、津軽海峡対岸の竜飛警備所と対になり、津軽海峡を通航する艦船の警戒・監視にあたる。 渡島半島の先端、津軽海峡の北岸に位置する。施設所在地は北海道松前郡松前町字建石53〔防衛ハンドブック 2009(平成21年版) 朝雲新聞社 ISBN 978-4-7509-2030-6〕。さらに半島突端の白神岬には、松前警備所白神支所(松前町字白神 )を持つ。 松前警備所は松前町の市外の外れにあるが、白神支所は旧陸軍の津軽要塞白神砲台跡の高台にある。白神における業務は、1953年9月16日に海上自衛隊の前身である警備隊の時期において、大湊地方隊の設置と共に開始されており〔航路啓開史 海上幕僚監部防衛部1961年編纂の再編集 〕、1968年3月16日に松前警備所が設置されると、白神警備所は支所へと変更された〔大湊地方隊の歩み 中名生正己 「世界の艦船」1994年9月号 P69-75 株式会社海人社〕。 == 概要 == 津軽海峡は日本海と太平洋を結ぶ国際海峡として重要であり、軍事上のチョークポイントともなっている。仮想敵国の1つであるソ連/ロシア艦船などが通航することもあり、それらの警戒監視のために編成された。両施設とも陸上固定施設であり、津軽海峡の日本海側出口北側に位置している。レーダーなどを用いて艦船の監視警戒を行なっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松前警備所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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