翻訳と辞書
Words near each other
・ 松家幸治
・ 松富久亭松竹
・ 松富士
・ 松富士食品
・ 松富重夫
・ 松寺千恵美
・ 松寿院
・ 松小屋
・ 松小屋ノ頭
・ 松尾
松尾あつゆき
・ 松尾たいこ
・ 松尾まつお
・ 松尾まどか
・ 松尾みりあ
・ 松尾めぐみ
・ 松尾れい子
・ 松尾アトム前派出所
・ 松尾シゲオキ
・ 松尾ジュン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

松尾あつゆき : ミニ英和和英辞書
松尾あつゆき[まつお あつゆき]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まつ]
 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) 
: [お]
 【名詞】 1. tail 2. ridge 

松尾あつゆき : ウィキペディア日本語版
松尾あつゆき[まつお あつゆき]
松尾 あつゆき(まつお あつゆき、1904年 - 1983年)は、長崎県北松浦郡出身の俳人長崎高等商業学校(旧制。現・長崎大学)卒業後、英語教師。在学中より自由律俳句に傾倒し、24歳のとき「層雲」に入会、荻原井泉水に師事。のち「層雲」同人、1942年層雲賞受賞。1945年、生地長崎で原爆に遭い、家と妻、四人の子供のうち長男、次男、次女の三人を失う。11月、重症を生き延びた長女とともに佐世保市に転居、公立学校教員(地方公務員)となり佐世保市立佐世保第二中学校の英語教師となる。1948年に再婚、生地を離れ長野県千曲市の高等学校に赴任したが、定年退職後また長崎に戻った。
1972年、教え子の支援をうけ、被曝体験を綴った句集『原爆句抄』を私家版で出版。のち版を替えてたびたび再刊されている。集中の「なにもかもなくした手に四まいの爆死証明」が代表句として知られ、1961年に長崎市下之川橋国道沿いに建立された、12人の俳人による原爆合同句碑にこの句が刻まれている(のち長崎原爆資料館の公園に移設)。1983年10月死去、79歳。1988年には長崎平和公園の「祈りのゾーン」に、「降伏のみことのり妻をやく火いまぞ熾りつ」句碑、および『原爆句抄』から「なにもかも-」の句を含む複数の句を刻んだ句碑が設置されている。
== 参考文献 ==

*平田周編 『原爆句抄』 書肆侃侃房、2015年
*佐藤文子 現代俳句コラム なにもかもなくした手に四まいの爆死証明 松尾あつゆき 現代俳句協会ウェブサイト、2012年11月1日

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「松尾あつゆき」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.