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松山市立道後中学校(まつやましりつどうごちゅうがっこう)は、愛媛県松山市にある公立中学校。 == 概要 == 松山市中心部の東側に位置する。校区内は道後温泉、道後温泉商店街、湯築城跡などがある観光地で、伊予鉄道城南線の起点である道後温泉駅がある。 近年の全校生徒数は約500名前後であるが、1961年度から1965年度および1972年度から1992年度の間は1,000名を超え、特に1980年代は1学年10クラス以上あり、マンモス校であった。また、校区内には大手企業や銀行等の社宅や官舎、医師の家が多くあり、その当時は公立学校でありながら、松山市内の中でもトップの進学校であり、愛光学園や愛媛県立松山東高等学校に進学する生徒の数は、愛媛大学教育学部附属中学校よりも多かった〔『道後中学校創立50周年記念誌』道後中学校創立50周年記念事業実行委員会。〕。 生徒数が多かったことから、また、体育館や校舎の改築工事などが1980年前後から続いていたこと等から運動場が非常に手狭な状態で、さらにテニスコート(クレー)に至っては道路を渡った所にあるなど不便な状況が長年に渡り続いていた。その一方で、学校の敷地の西隣は松山市が所有する水源地(道後温泉の泉源)で、広い草むらの中に小さな揚水ポンプ小屋がいくつか建っているだけであった。この水源地の土地について、1995年3月にようやっと運動場拡張のための転用が決まり、その2年後に運動場の西側への拡張工事が完成した。 1982年8月には松山市で開催された全国中学校総体において、サッカー部がベスト8となっている〔。 通学カバンは長らくたすき型にかける学校指定の白い帆布製(表のカバーのみビニール製)の肩掛けカバンであった。しかし、夏休みにヨーロッパに研修出張に行った生徒指導の教諭らわずか1-2名が中心となって、教科書やノートなどを詰めると片方の肩にのみ荷重がかかるため重さを強く感じる、ななめにかけるので姿勢が悪くなりそう、ヨーロッパではランドセル型のカバンを使っていた、さらには、これが最も重要な目的であるが、ファッションとしてぺっちゃんこにした状態のカバンを体の前になるよう掛ける(正式なかけ方はカバン本体を腰のやや下から殿部の位置にする;通称、後ろカバン)と品格が損なわれる等の意見により、1984年4月の入学生から、リュックサックとランドセルの中間のような形の背負う通学カバンが松山市の中学校では初めて導入された〔。これは、両肩で背負うので、カバン本体を前にする「通称、前カバン」を阻止するためには極めて有効で、それまでの生徒指導時には、前カバン(指導は長時間の正座などの強制)、横カバン(厳重注意や軽い体罰程度まで)といったカバンの位置の明確な区切りができずに、教諭及び生徒相互が屁理屈合戦していたことに終止符を打つものと期待された導入であった。 また、平成27年度からは校長が学校HPを毎日更新するなど、情報発信に努めている。部活動も盛んになり、同年の総体と新人大会で女子バドミントン部が総合優勝。さらに卓球部も個人戦は特に上位常連が多く、また園芸部のバラ園は二年連続文部科学大臣賞を獲得している。その他の部も大会では松山トップクラスの実力を保っている。これは校長の指導と、この年の部活動キャプテンたちが優れた実力でメンバーをまとめあげたからである。また、学力も非常に高く、特に平成13年度生まれ(平成27年度時点の中2生が優れている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松山市立道後中学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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