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松平 乗秩(まつだいら のりつね)は、三河西尾藩の第5代(最後)の藩主。大給松平家宗家10代。 == 生涯 == 天保10年(1839年)5月13日、第3代藩主松平乗寛の四男として生まれる。父は乗秩が生まれた年に死去し、兄の乗全が跡を継いでいたが、文久2年(1862年)11月23日に乗全は幕府から隠居を命じられたため、兄の養子として家督を継いだ。 元治元年(1864年)に奏者番に任じられる。慶応2年(1866年)には寺社奉行に任じられ、直後の第2次長州征伐にも幕府軍の一員として参加し、第14代将軍徳川家茂の死去により出兵が中止になると、大坂の警護を務めた。慶応4年(1868年)の戊辰戦争では、譜代大名の名門であったために佐幕派と尊王派が争った末に新政府側に与し、2月には上洛して京都警護を務めた。 明治2年(1869年)6月19日、版籍奉還により西尾藩知事に任じられ、明治4年(1871年)7月14日の廃藩置県で免官された。明治6年(1873年)6月3日に死去した。享年35。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松平乗秩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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