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松平 斉恒(まつだいら なりつね)は、江戸時代後期の大名。出雲松江藩の第8代藩主。直政系越前松平家宗家8代。 == 生涯 == 寛政3年(1791年)9月6日、第7代藩主・松平治郷の長男として生まれる。文化元年(1804年)12月23日に元服し、将軍徳川家斉から偏諱を授かって斉恒を名乗る。従四位下に叙位、侍従に任官、また出雲守を兼任する。文化3年(1806年)3月11日、父治郷から家督を譲られた。同日、出雲守から出羽守に遷任する。父の道楽などにより、松江藩の財政は再び悪化していた。また自身も茶や俳諧、書を能くした。塙保己一に延喜式の校訂を命じた。後年、雲州本と呼ばれる校定本であるが、斉恒や保己一の存命中には完成せず、跡を継いだ子の斉貴の代である文政11年に完成した。文政5年(1822年)3月21日、32歳で死去した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松平斉恒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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