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松本 彦七郎(まつもと ひこしちろう、1887年6月9日 - 1975年9月1日)は栃木県小山市生まれの動物学者、地質学者、古生物学者、人類学者、考古学者、博物学者。仙台湾周辺の貝塚において層位学的な発掘調査を行い、科学的・実証的な発掘調査法と編年学の基礎をつくった。戦後、花泉遺跡の調査を行い、ハナイズミモリウシ(Lephobison hanaizumiensis)の命名者としても著名である。九州の火山研究で著名な地質学者で、熊本工業専門学校校長、熊本大学初代理学部長であった松本唯一(まつもと ただいち、1892年9月22日 - 1984年1月20日)は実弟である。 == 主な業績 == 東京帝国大学理科大学動物学科卒業後、大学院・助手を経て、1914年東北帝国大学理科大学地質鉱物学教室講師、1920年助教授となり、古生物学研究のため、英米独に留学。留学中に、クモヒトデの研究で帝国学士院賞を受賞。帰国後、1922年に教授となり、地質学第三講座の担当となり、後に古生物学講座を担当することになった。 岩手県の獺沢貝塚、宮城県の大木囲貝塚や里浜貝塚、宝ヶ峯遺跡などでの発掘では、層位を細かく分けて新旧関係を考察する層位学的な調査方法を実践し、出土する遺物の違いが同時代の種族の差異によるものではなく、時代の新旧関係によるものであることを明らかとした。1919年にはじめて土器型式による縄文土器編年を示し、山内清男の縄文時代編年研究に多大な影響を与えた。日本哺乳動物学会名誉会員〔訃報松本彦七郎先生. 哺乳動物学雑誌, 6(5,6)表紙3, 1976〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松本彦七郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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