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『松浦宮物語』(まつらのみやものがたり)は、鎌倉時代初期に成立した物語、小説。成立時期は、『無名草子』が「むげに此頃出で来るもの」として鎌倉時代の物語を評して本作品に及ぶことなどから、12世紀後半であろう。 == 作者 == 『無名草子』には「また、定家少将の作りたるとてあまた侍るめるは、ましてただ気色ばかりにて、むげにまことなきものどもに侍るなるべし。『松浦の宮』とかやこそ、ひとへに『万葉集』の風情にて、『うつほ』など見る心地して、愚かなる心も及ばぬさまに侍るめれ。」という記述〔無名草子、桑原博史校注、慎重日本古典集成第七、1976〕がある。『新編日本古典文学全集40』解説では、藤原定家の和歌との類似性、漢学的教養等の点からも作者が定家である可能性が高いと指摘されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「松浦宮物語」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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