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板屋 兵四郎(いたや へいしろう、生年不詳 - 1653年)とは、江戸時代の加賀藩の土木技師。測量技術に優れ、金沢城の堀や兼六園に水を引く為の辰巳用水を開いた。下村兵四郎とも〔『恋する文学〜ほくりく散歩〜』(北國新聞社2014年)p.70によれば、二人が同一人物ということは「近年は否定的」だという。〕。 == 来歴 == 能登奥郡(珠洲郡・鳳至郡)にて小代官をつとめる。測量や和算、算盤に秀で、用水を開削して水田の灌漑をすすめた実績を加賀藩第三代藩主前田利常に認められ、辰巳用水の開削事業を任される。また能登では測量技術を駆使し、塩田の整備や千枚田の設計、金山開発に携わった。一説には辰巳用水が完成した後に謀殺されたとも伝わるが、板屋兵四郎についての資料は少なく、詳しい生い立ちや経歴は不明である〔水芦光子が『水の花火ー加賀藩噴水考』(『別冊小説新潮』1966年)という兵四郎に関する小説を書いている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「板屋兵四郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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