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林 まゆみ(はやし まゆみ、1968年12月31日 - )は、将棋の元女流棋士。2010年8月10日、日本将棋連盟を退会。退会以前は、女流三段、師匠は有吉道夫九段、女流棋士番号は29。現役引退は2010年3月31日。 大阪府堺市出身。大阪府立堺東高等学校、近畿大学卒業。 == 棋歴 == 将棋を始めたのは14歳の頃で、後にプロとなった人物としては非常に遅い。自分から父に申し出て、将棋を教わったという〔平成10年版「将棋年鑑」(日本将棋連盟)〕。 近畿大学の学生であった4年間に、学生将棋女流名人戦(1987 - 1990年)で4連覇という完全制覇を達成〔「大学将棋」歴代優勝者(日本将棋連盟) 〕(1994年に棚田真由美が、2005年に石内奈々絵がこの記録に並ぶ)。1990年、女流アマ名人となる(第22回女流アマ名人戦優勝)〔歴代女流アマ名人(日本将棋連盟) 〕。同年、第4回レディースオープントーナメントにアマチュアとして出場。予選を突破し、さらに本戦で3回戦まで進出。その戦績を引っさげて、1991年に女流育成会に入会し、翌年に早くもプロとなる。 女流名人位戦では、第19期(1992年度)でB級昇格、第21期(1994年度)でB級復帰を決める。第22期(1995年度)ではB級で6勝3敗の成績を挙げるも、A級昇格を逸する。 1996年度、第1回鹿島杯女流将棋トーナメントにおいて、決勝三番勝負で高群佐知子の右玉戦法を打ち破り、2-0で優勝(1996年9月1日)。同日付で女流初段に昇段。 第11回(1997年度)レディースオープントーナメントでベスト4。同棋戦では、第13回(1999年度)でも清水市代らを破りベスト4。 第27期(2000年度)と第28期(2001年度)の女流名人位戦でそれぞれ予選を勝ち抜き、B級に参加。 2002年度に行われた第14期女流王位戦の予選を勝ち抜き、2003年度にリーグに参加。斎田晴子、千葉涼子らがいるリーグの中で5戦全敗に終わる。 2010年3月31日付けで降級点規定により引退となり、その翌日の4月1日に引退女流棋士規定により女流三段に昇段。 同年8月10日付で「一身上の都合により」日本将棋連盟を退会し〔林まゆみ女流三段が退会(日本将棋連盟) 〕、「女流棋士」の肩書きがなくなる。女流棋士の制度が始まってから同日までの時点で66人の女流棋士が誕生しているが、その中で退会により‘元女流棋士’となったケースは、日本将棋連盟とLPSAを合わせて林が5例目。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「林まゆみ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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