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林 冲(りん ちゅう)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。林教頭とも呼ばれる。 == 概要 == 天雄星の生まれ変わりで、序列は梁山泊第六位の好漢。あだ名は豹子頭(ひょうしとう)で、豹のような顔という意味。これは『三国志演義』における張飛の容貌「豹頭環眼 燕頷虎鬚」と同一の描写がなされており、得物が蛇矛であることから張飛をなぞらえているとされるが、京劇や近年の挿絵、連環画などでは悲劇性を強調するため線の細い美男子として描かれる事が多い。これは『水滸伝』とは別に成立した『林冲宝剣記』という戯曲の設定を引き継いだものと考えられている。〔小松謙の論文「『寶劍記』と『水滸傳』 : 林冲物語の成立について」京都府立大学学術報告http://ci.nii.ac.jp/naid/110008138636による。『林冲宝剣記』では、林冲は字は武師、成都太守の息子で、祖父は詩人林和靖、科挙受験を目指していたが故あって武官となり、征西統括(将軍)にまで上り詰めたが、高俅を除くべく徽宗に上書して左遷された人物とされる。〕。 登場時34、5歳。槍棒を得意とし武芸の腕は梁山泊の中でも屈指。真面目な性格だが、上司や親友に裏切られ姦計によって命を狙われた事が性格に影を落とし、罪人となってからは酒を売らない百姓に怒って槍を振り回すなど粗暴な一面や、降伏した呼延灼の内通を疑ったり捕虜とした関勝を殺すよう進言するなど懐疑的な面も見受けられる。義兄弟は魯智深。『水滸伝』序盤の連続する好漢説話の3番目に登場し、その悲劇的な境遇から人気が高い。日本のテレビドラマ『水滸伝』では彼を主役として物語が構成されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「林冲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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