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行政院農業委員会林務局(ぎょうせいいん-のうぎょういいんかい-りんむきょく)は中華民国行政院農業委員会に所属する行政機関である。略称は林務局或いは農委会林務局である。中華民国全土の森林、保安林の経営管理(林業)及び自然生態保育等を主管し、相関する政策、法規の立案と執行の業務を遂行している。林務局は多数の森林遊楽区を主管しており、国家歩道系統の計画を推進している。日本の林野庁に相当する。 == 沿革 == *1945年10月:台湾省行政長官公署が台湾総督府の森林や営林業務などを接収し、農林処の下に林務局を設けた。 *1947年6月:台湾省行政長官公署が廃止され、新たに台湾省政府(省府)が誕生して林務局を一事業機構として林産管理局とした。 *1947年9月:省府は林政事務及び模範林場、山林管理所等を農林処の直轄へと移行させ、林産管理局は僅かに全台湾の造林及び木材生産供給等の業務を行うのみとなった。 *1948年6月:省府は農林処の林政事務及び山林管理所を林産管理局へ戻した。 *1949年6月:省府は元は10箇所あった山林管理所を合併させて、7箇所として各県政府の管轄にした。 *1949年12月2日:台湾省政府は農林処を農林庁へ制度改革したが、林産管理局は依然として林業試験所等の林業機構を管轄した。 *1950年11月:7箇所の山林管理所が林産管理局に戻った。 *1952年12月:台湾樟脳局が整理されて林産管理局に編入された。 *1955年12月:農林公司、工礦(鉱)公司から(人員が)林産管理局に移動した。 *1958年10月:省府は花蓮県管轄の木瓜山林場を林産管理局へ戻した。 *1960年2月:林産管理局を制度改革して名称も林務局とし、内部に6組6室、付属機関13個の林区管理処とした。そのうちの大雪山示範林区管理処は林政業務のみとなった。 *1963年:2つの工務所及び2つの工程隊を設置した。 *1968年:省府はヘリコプター隊を林務局へ所属させた。 *1969年6月:職業訓練センター及び第三工務所を設置した。 *1970年9月:空中森林消防隊を組織した。 *1970年10月:墾丁森林遊楽区管理所を設置し、恆春林区管理処が(林務局に)属する様になった。 *1973年7月:農林航空測量隊が林務局に所属する様になり、農林航空測量所となった。 *1973年9月:台湾中興紙業公司の林田山林場を木瓜林区管理処が引き継いだ。 *1974年1月:大雪山林業公司が林務局に所属する様になり、大雪山示範林区管理処となった。 *1989年7月1日:事業機構及び事業予算が改正されて公務機構及び公務予算となった。嘉義林区処は森林鉄道管理課を特設した。〔林野局概要と沿革 〕 *1999年:台湾省の行政改革によって、林務局は中央政府の機関となり、行政院農業委員会に属する様になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「林務局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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