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木久蔵ラーメン(きくぞうラーメン)とは、落語家の林家木久扇(二代目林家木久蔵の父)が運営するラーメン事業である。自宅調理用ラーメンの販売及び他店舗へのラーメン商品の提供を行う。かつては、「全国ラーメン党」の屋号でラーメン店の経営も行っていた。 なお、本項目では木久蔵と名乗っていた時代も含め、木久扇と記す。 == 概要 == 1982年(昭和57年)に木久扇と横山やすしが「全国ラーメン党」を結成したことを機に販売を開始した。全国ラーメン党の店舗は、最盛期には約27店舗あったが(木久扇談)、東京都渋谷区の代々木駅西口の店舗を残して、2012年(平成24年)までにすべて閉店し、代々木駅西口の店舗も2015年(平成27年)5月29日に閉店した。 目指す所は「昔懐かしい中華そば」であり、麺は中力粉と強力粉を混ぜた縮れの細麺、スープは関東で好まれる醤油を基にしたあっさり味である。 木久蔵は2007年(平成19年)9月に初代林家木久扇を名乗り、息子のきくおが、二代目林家木久蔵を襲名したが、木久蔵ラーメンは継承された(本人曰く、襲名すると印刷代が高く付くからとのこと)。ちなみに表には「林家木久蔵ラーメン」と記されており、木久扇または鞍馬天狗を元にした「ラーメン天狗」というキャラクターが描かれている。 2008年(平成20年)には、おやつカンパニーが発売するベビースターラーメンに、林家木久蔵ラーメン味が登場している。 2009年(平成21年)には、横浜開港150周年「開国博Y150」との協業で林家木久蔵横浜ラーメンが登場している(当時、桂歌丸に非公認とネタにされていた)。 『笑点』の「大喜利」では、林家木久扇のネタとして「不味い」、「犬も食わない」、「木久扇の弟子は木久蔵ラーメンの販売員」、「食べたら腹を壊した」「味覚の破壊」と茶化されることがある。また、自身も「返品が多い」と自虐する事もある。歌丸からも、入院中に「木久ちゃんからのお見舞いの品」を看護師が知らぬ間に焼却炉の方面に持って行った、とネタにされたことがあったが、2013年元日放送の「寿 大喜利」内で、木久扇の自虐に対して「醤油味好きだよ。あっさりしていて旨かったよ。」と(ネタだったとしても)珍しく褒める場面も見られた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「木久蔵ラーメン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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