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林美樹 : ミニ英和和英辞書
林美樹[はやし みき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はやし]
 【名詞】 1. woods 2. forest 3. copse 4. thicket 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 

林美樹 : ウィキペディア日本語版
林美樹[はやし みき]

林 美樹(はやし みき、1946年1月16日 - )は、日本の女優である〔キネ旬, p.531.〕〔年鑑, p.328.〕〔年鑑, p.346.〕〔''林美樹''、''jlogos.com'', エア、2014年10月6日閲覧。〕〔国立国会図書館サーチ 検索結果、国立国会図書館、2014年10月6日閲覧。〕〔''Miki Hayashi'', インターネット・ムービー・データベース 、2014年10月6日閲覧。〕〔''林美樹''東京国立近代美術館フィルムセンター、2014年10月6日閲覧。〕〔''林美樹''、日本映画情報システム、文化庁、2014年10月6日閲覧。〕〔''林美樹''KINENOTE, 2014年10月6日閲覧。〕〔''林美樹''allcinema, 2014年10月6日閲覧。〕〔''林美樹''日本映画データベース、2014年10月6日閲覧。〕〔''林美樹''日活、2014年10月6日閲覧。〕〔大蔵映画黎明期プログラムリスト 、''PINK HOLIC'', トライワークス、2014年10月6日閲覧。〕。本名は不明〔。1965年(昭和40年)、満19歳でアングラ劇団劇団赤と黒」に参加〔〔、同年11月に映画界にデビューする〔〔〔。おもに独立系成人映画に出演したが、日活ロマンポルノ(1971年 - 1988年)以前の1968年(昭和43年)、およびそれ以降にも日活の作品に出演した〔〔〔〔。若松孝二監督の『』(1967年)、大和屋竺監督の『毛の生えた拳銃』(1968年)、渡辺護監督の『明日なき暴行』(1970年)等で知られる、成人映画初期の女優である〔〔〔。
== 人物・来歴 ==

=== 成人映画の時代 ===
1946年(昭和21年)1月16日、第二次世界大戦終了直後の東京都北多摩郡調布町(現在の東京都調布市)に生まれる〔〔〔。
1964年(昭和39年)3月、新制高等学校を卒業する〔。1965年(昭和40年)に結成され、志村曜子白川和子青山リマらが在籍したことで知られるアングラ劇団「劇団赤と黒」(代表・松野京一)に入団、千代田区八重洲カジバシ座等の舞台に立つ〔〔。同年11月に公開された升田邦子(桝田邦子)の主演作『狙われた肌』(監督山田隆)に出演して、映画界にデビューした〔〔〔。活動の軸足は劇団にあり、同年12月20日には、船橋大宝(のち移転して船橋ニュー大宝)で重光秀子糸井香子らとともに『めす猫の宿』に出演する〔1965年 昭和40年 、STRIP MEMORIAL 1947 - 1999〕〔漫サン, p.50-53.〕。1966年(昭和41年)8月23日公開の『女子大生の抵抗』(監督渡辺護)、1967年(昭和42年)3月公開の『情事の階段』(監督松原次郎)への出演以降、本格的に成人映画の世界に軸足を移す〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔。『日本映画発達史』の田中純一郎は、同書のなかで黎明期の成人映画界のおもな出演者として、扇町京子、橘桂子、城山路子(光岡早苗と同一人物)、内田高子香取環新高恵子松井康子西朱実朝日陽子火鳥こずえ華村明子森美沙湯川美沙、光岡早苗、路加奈子有川二郎里見孝二川部修詩佐伯秀男の名を挙げているが、林の名は挙げられていない〔田中, p.85-86.〕。しかしながら林は、1965年という初期の時期に映画出演しており、田中が同様に黎明期のおもな脚本家・監督として挙げた人物のうち、渡辺護の監督昇進第9作に出演し、同年には『犯された白衣』等、若松孝二の初期代表作に主演ないしは準主演しており、独立系成人映画の初期を代表する女優である〔〔〔〔〔〔。
1968年(昭和43年)には、まだ日活ロマンポルノ(1971年 - 1988年)を開始していなかった日活がいくつか成人映画に触手を伸ばしており、児井英生青山プロダクションが製作した『女浮世風呂』(監督井田探、脚本山崎巌)に清水世津辰巳典子、美矢かほる、大月麗子谷ナオミ乱孝寿、内田高子、火鳥こずえらとともに出演、同じく『ある色魔の告白 色欲の果て』(監督江崎実生、脚本山崎巌)に乱孝寿、清水世津、高月絢子、火鳥こずえ、辰巳典子、美矢かほる、橘桂子、大月麗子、高鳥和子真湖道代らとともに出演、同じく『秘帳 女浮世草紙』(監督井田探、構成小川欽也、脚本山崎巌)に火鳥こずえ、辰巳典子、真湖道代、乱孝寿、中原かほる、高月絢子らとともに出演、それぞれ同年7月10日、同年8月14日、同年10月19日に公開された〔〔〔。
1971年(昭和46年)11月に日活ロマンポルノが開始されると、藤井克彦監督による片桐夕子主演作『白い天使の誘惑』に出演、以降は、元シャープ・ホークスサリー・メイ主演作『らしゃめんお万 雨のオランダ坂』(監督曾根中生、1972年3月18日公開)および『らしゃめんお万 彼岸花は散った』(同、1972年4月29日公開)、『艶説女侠伝 お万乱れ肌』(監督藤井克彦、1972年8月26日公開)といったシリーズのほかにも、日活では時代劇作品に多く出演した〔〔〔〔〔〔〔〔〔。当時、専門誌成人映画』の編集長であった川島のぶ子は、「小柄で南方系のムードが人気を集め(た)」と評した〔。
『日本映画俳優全集・女優編』の川島のぶ子の記述によれば、1976年(昭和51年)の「『性と生活百年史』以降、スクリーンで見かけなくなった」とするが〔、小森白監督の『性と生活百年史』は、『残虐性拷問』と同一であり〔平成16年度 独立行政法人国立美術館 事業実績統計表 独立行政法人国立美術館、2014年10月6日閲覧。〕、1969年(昭和44年)12月25日にすでに公開された作品である〔年鑑, p.138-154.〕。各種記録に残る最後の出演作は、1973年(昭和48年)10月に公開された『年上女の愛淫』(監督小川卓寛)である〔〔〔〔〔〔〔〔〔。以降の消息は知られておらず、存命であれば2014年(平成26年)には満68歳である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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