|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 林 : [はやし] 【名詞】 1. woods 2. forest 3. copse 4. thicket ・ 林野 : [はやしの, りんや] 【名詞】 1. forests and fields ・ 野 : [の] 【名詞】 1. field ・ 調 : [ちょう] 【名詞】 1. (1) pitch 2. tone 3. (2) time 4. tempo ・ 調査 : [ちょうさ] 1. (n,vs) investigation 2. examination 3. inquiry 4. enquiry 5. survey
林野調査(りんやちょうさ)とは、日本統治下の台湾において 台湾総督府が1910年(明治43年)10月30日に「台湾林野調査事業規則」を公布したうえで、同年から1914年(大正3年)から1918年(大正7年)の5年間にわたり行った山林原野に対する測量、製図、所有権確定作業である〔「台湾史小事典」中国書店(福岡)(2007年) 監修/呉密察・日本語版編訳/横澤泰夫 167ページ〕。 == 背景 == 1898年(明治31年)に台湾総督府臨時土地調査会は、「台湾地籍規則及び土地調査規則」に基づき、地籍調査、三角測量、地形測量という「土地調査事業」を行った。これと同時に、総督府は、清朝以来の大租戸、小租戸、小作農の間の土地関係を整理し、1903年(明治36年)12月5日限りで大租戸の新設設定を禁止し、大租権者には公債をもって補償金を交付した(大租権整理令)、小租戸を真の土地所有者と確定し、納税の義務者とし、「一田多主」という複雑な権利関係は単一化された。〔「台湾史小事典」中国書店(福岡)(2007年) 監修/呉密察・日本語版編訳/横澤泰夫 152ページ〕。この「土地調査事業」により、台湾の資本主義化と日本資本による台湾征服の基礎工事を行った。しかし、「土地整理事業」は田畑につき行われ、山林原野には及ばなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「林野調査」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|