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枝吉城[えだよしじょう]
枝吉城(えだよしじょう または しきつじょう)は、兵庫県神戸市西区枝吉4丁目付近にあった、日本の城(平山城、丘城)。 == 概要 ==
印南台地が東西に張り出している低い丘陵地に枝吉城が建っていた。枝吉城の南には山陽道が走り、明石と三木を結ぶ三木街道が通る要衝の地で、戦略的にも重要であった。また明石氏は、赤松氏の被官で明石郡を中心とした勢力を持っており、明石氏が枝吉城を築いたと言われて、古くは吉田砦とも言われていた。このような重要な城であったが、史料には殆ど登場せず江戸時代に作成された地誌で推察できる程度である。その中で『岩屋殿雨請記録』(太山寺文書)によると、天正3年(1575年)6月災天が続いており、その時に、枝吉城の明石氏が太山寺で雨乞いを実施した断片的な記録は残っている。現在遺構として本丸の一部が残っているだけで、1965年(昭和40年)から始まった土地区画整理事業で城郭のほとんどはなくなってしまった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「枝吉城」の詳細全文を読む
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