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ヒイラギ(柊・疼木・柊木、学名: )は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木である。和名は、葉の縁の刺に触るとヒリヒリと痛むことから、「ヒリヒリと痛む」旨を表す日本語の古語動詞(働き言端)である「疼(ひひら)く・疼(ひいら)ぐ」の連用形・「疼(ひひら)き・疼(ひいら)ぎ」をもって名詞(なことば)としたことによる。 == 形態・生態 == 樹高は4-8m。 葉は対生し、革質で光沢があり、その形は楕円形から卵状長楕円形をしている。その縁には先が鋭い刺となった鋭鋸歯がある。また、老樹になると葉の刺は次第に少なくなり、縁は丸くなってしまう。種小名は「異なる葉」を意味し、この性質に由来する。 花期は11-12月であり、葉腋に白色の小花を密生させる。雌雄異株で、雄株の花は2本の雄蕊が発達し、雌株の花は花柱が長く発達して結実する。花は同じモクセイ属のキンモクセイに似た芳香がある。花冠は4深裂して、径5mmになる。 実は長さ12-15mmになる核果で、翌年6-7月に暗紫色に熟す。そして、その実が鳥に食べられることにより、種が散布されることになるのである。 ファイル:Osmanthus heterophyllus5.jpg|樹皮 ファイル:Osmanthus heterophyllus4.jpg|葉 ファイル:Leiognathus nuchalis.jpg|花 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヒイラギ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Osmanthus heterophyllus 」があります。 スポンサード リンク
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