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染付 : ウィキペディア日本語版
染付[そめつけ]

 白色の胎土で成形した素地の上に酸化コバルトを主とした絵の具で模様を絵付し、その上に透明釉をかけて高温焼成した陶磁器。おもに磁器で、模様は藍青色に発色する〔この項目は、世界美術小辞典1972を主要典拠とする〕。中国で青花または釉裏青と呼ぶ。英語でblue and white。透明釉の下に発色層がある釉下彩技法の一種である。
 この絵の具の材料は、日本では呉須(ごす)または茶碗薬と呼んでいる。輸入品が多く、元末から明初では西南アジアから輸入された蘇麻離青または蘇勃泥青とよばれる濃い藍のガラスを使用していた。その後も輸入される材料を回青と呼んでいる。また中国国内で産出する土青、石青、無明異、画焼青、黒赭石、円頂子などと呼ばれる呉須も使用されるようになった〔内藤 匡 1986〕。
日本では、磁土を一度素焼きしてから、呉須で図柄を描き、その上から透明釉を掛けて再度焼成(本焼き)するのが一般的である。中国では、素焼きをしていない素地に呉須で図柄を描き、その上から透明釉を掛けて焼成する技法(生掛け)が原則である〔佐藤雅彦 1979〕。ただし極端に薄い磁器は素焼きをする。ただし、生掛けは、初期伊万里でもみられる。

== 歴史と影響 ==
  唐時代後期の9世紀ころの、から発見された染付小皿がある。河南省の窯からも9世紀とされる同様な染付陶片が発見されている。時代から景徳鎮窯で盛行し、15世紀には、韓国、ベトナムなどに広まった。日本では17世紀に伊万里焼が作り始めた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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