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柘植真喜子 : ミニ英和和英辞書
柘植真喜子[こ, ね]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [まこと, しん, ま]
  1. (adj-na,n) (1) truth 2. reality 3. genuineness
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

柘植真喜子 ( リダイレクト:藤原マキ ) : ウィキペディア日本語版
藤原マキ[ふじわら まき]
藤原 マキ(ふじわら まき、1941年 - 1999年2月)は、元女優絵本作家。本名は柘植真喜子(旧姓・藤原真喜子)で、漫画家つげ義春の妻。つげとの間に一男をもうける。
==生涯==

*1941年 大阪府に生まれる。
*1945年 島根県加茂町疎開。貧しさのため雪の中を靴下もはかず登校〔藤原マキ『私の絵日記』学研M文庫〕。高校生時代に帰郷。高校卒業後に女優を目指し、関西芸術座で演劇を学ぶ。その後、上京し演劇の世界に入る。唐十郎主宰のアングラ劇団・状況劇場などで活躍。「腰巻お仙」では、初代お仙役をまた、「由井正雪」の夜桜姐さん役など演じる。
*1968年2月 『ねじ式』『ゲンセンカン主人』など独自の作風で知られる漫画家、つげ義春と知り合う。同年8月には、つげと岩手県夏油温泉宮城県定義温泉栃木県北温泉などを旅行。
*1970年3月 つげと調布の「ひなぎく荘」にて同居。つげの漫画作品である『退屈な部屋』には「ひなげし荘」というアパートが描かれているが、この「ひなぎく荘」がモデルである。
*1973年9月 つげと千葉県大多喜、大原などへ旅行。
*1975年11月 長男の誕生を期に、つげと正式に結婚。
*1976年8月 子宮癌を発病。豊島区癌研究会附属病院に入院、手術は成功するが、つげがこの影響でノイローゼを発症する。このときの様子は著書『私の絵日記』にイラスト付きで詳しく書かれている。
*1981年4月 家族で伊豆半島を旅行。湯ヶ野下田などに立ち寄る。つげが漫画家としての将来を案じ、中古カメラの売買を始めるため古物商の免許を取得し「ピント商会」を設立。
*1982年 3月に家族で群馬県湯宿温泉を訪ね、湯の平温泉に宿泊。10月には家族で甲府昇仙峡房総の大原、富浦などへ旅行。また、つげの「ピント商会」が不況のあおりで閉店。藤原は絵本画家を目指し『私の絵日記』を出版。
*1983年 つげが『小説現代』に私生活を露わに記した『つげ義春日記』を連載したことで、夫婦間に亀裂が生じる。藤原マキの目には、その内容は多分に誇張されたものに映ったようである。
*1984年 家族で伊豆の湯ヶ野、湯ヶ島方面へ旅行。
*1985年5月 連休頃につげの持病の症状が軽快したため家族で1966年以来9年ぶりに奥多摩へ。帰路には夫婦喧嘩をする。
*1987年8月 家族で長野県別所温泉鹿教湯温泉に旅行。
*1988年 4月に家族で千葉外房方面に旅行、養老鉱泉、大原などに立ち寄る。8月には群馬県四万温泉へ、11月には丹沢山麓へ訪れ、飯山鉱泉に宿泊。この当時の家族旅行はつげの『貧困旅行記』として結実する。作中ではその様子をうかがい知ることができる。
*1991年 竹中直人監督、主演の映画『無能の人』(つげ原作)が制作されたのをきっかけに「つげブーム」が再来。同時につげの『貧困旅行記』の出版が重なり、つげは忙殺をきわめ、多くのマスメディアの取材に追われる。長男の中学校卒業祝いを兼ねた奈良方面への5泊6日の旅行へ。柳生街道新薬師寺法隆寺東大寺長谷寺室生寺などの有名寺院や名所旧跡を回る。さらに、伊賀上野の忍者屋敷や木曽妻籠宿などを訪れる。
*1992年 11月末より石井輝男監督の『ゲンセンカン主人』のクランクインに合わせ、家族で伊豆下田ロケに出かけ、湯ヶ野温泉蓮台寺温泉、松崎に3泊する。なお、この映画に家族3人で出演している。
*1999年2月 ガン再発により永眠。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「藤原マキ」の詳細全文を読む




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