|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 柚 : [ゆず] (n) (uk) (Japanese) citron (type of citrus fruit) ・ 柚子 : [ゆず] (n) (uk) (Japanese) citron (type of citrus fruit) ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
柚子胡椒(ゆずこしょう、ゆずごしょう)は、唐辛子とユズとを原料とする調味料の一種。 唐辛子を粗刻みにし、ユズの果皮と塩を入れて磨り潰し、熟成させたものである。九州では一般的な調味料として多くの料理で使用される。九州のほか、ユズの産地である徳島県木頭村(現:那賀町)や宮崎県西都市銀鏡や高知県でも製造されている。 名称の「胡椒」は青唐辛子を意味する古語〔外国食材の流入と日本化 NHKカルチャーラジオ歴史再発見「江戸の食・現代の食」大久保洋子元実践女子大学教授、2013年12月17日〕。九州一部では方言として残り、「コショウ」ではなく「唐辛子」の事を指している。なお、一般的な「コショウ」は「洋胡椒」と呼んで区別する。 唐辛子は青唐辛子を用いるのが一般的であるが、赤唐辛子が用いられる場合もある。青唐辛子と青柚子なら緑色、赤唐辛子と黄柚子なら朱色の柚子胡椒に仕上がる。一般的に緑色の物は辛味が強く、赤色の物は香りが強い。地元では鍋料理や味噌汁、刺身などの薬味として用いられるが、他地域に知られるようになってからは、より多様な使い方をされるようになっている。 発祥は、大分県日田市(旧日田郡天瀬町等)とする説〔大分放送大分百科事典刊行本部編『大分百科事典』1980年、大分放送発行〕〔食は知恵なり-自然のちから- 日本テレビ、2008年3月10日〕や、福岡県の英彦山周辺とする説〔きらり九州めぐり逢い - TVQ九州放送 〕など、九州各地を発祥地とする説が存在している〔(食紀行)ピリッとさわやか名脇役 ゆずこしょう@大分・日田 朝日新聞、2015年9月19日〕。大分県日田市では、津江地域(旧前津江村、中津江村、上津江村)を中心に柚子の栽培が盛んであり、旧天瀬町や津江地域では古くから家庭で柚子胡椒が作られていたとされる〔。一方、商品としての販売は、福岡県田川郡添田町の会社によって1950年(昭和25年)に行われた例がある〔当サイトについて 柚乃香本舗〕。 == 製造例 == # 青い柚子の皮を薄くむき、細かくみじん切りにする。実は後ほど使用。 # 種を取り除いた青唐辛子を、細かくみじん切りにする。 # すり鉢で、みじん切りにした青唐辛子と柚子の皮をすりつぶす。完全にすりつぶさない。 # 塩を加え、味を調える。また、柚子の実の部分を搾った果汁を適量加える。 # 消毒済みのビンや密閉容器などに移し、冷蔵庫で保存する。 * 唐辛子については、青唐辛子の代わりに赤唐辛子を使用することもある。一般に青唐辛子を使う場合は青い柚子の皮を、赤唐辛子を使う場合は黄色い柚子の皮を使用する。 上記の作り方の場合、日持ちは塩加減に依存する。通常は少量ずつ作り、1週間程度で使い切る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柚子胡椒」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|