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柳本 甚次郎(やなぎもと じんじろう、生年不明 - 享禄5年(1532年))は、戦国時代の武将。細川晴元の家臣。名前は「神二郎」とも言われる〔天野・21頁〕。父は柳本賢治。 父賢治は、細川晴元に協力して細川高国を打ち破り、新たに樹立された細川晴元政権の一員となっていたが、三好元長との間に軋轢を多く起こしていた。賢治は浦上村宗との戦いの最中刺客に暗殺され〔天野・20頁〕、甚次郎が跡目を継いだ。 高国を大物崩れで討ち取った後、元長は木沢長政ら晴元の家臣達と対立するに至る。そして享禄5年(1532年)1月、晴元の家臣の一人であった甚次郎にその矛先が向き、元長は甚次郎の居城である京都三条城を攻撃した。三条城は落城し、甚次郎は討死を遂げた〔今谷・107頁〕。 甚次郎を元長が殺害したことで、元長と晴元との対立が激化する。阿波細川家の細川持隆がこれを仲裁し、元長とその家臣達が剃髪して恭順の意を示すことで和睦が成立した〔今谷・107頁、天野・22頁〕が、持隆はその後晴元と義絶して阿波に帰国〔天野・22頁〕し、対立は再燃し晴元は元長を討つことになる。 == 参考文献 == *天野忠幸『三好長慶』(ミネルヴァ日本評伝選) 2014年 ISBN 978-4-623-07072-5 *今谷明『戦国三好一族 天下に号令した戦国大名』洋泉社(MC新書)、2007年4月。ISBN 978-4-86248-135-1 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柳本甚次郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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