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柳田 理科雄(やなぎた りかお、1961年6月21日 - )は、日本の作家、漫画原作者、ラジオパーソナリティ、明治大学理工学部兼任講師。有限会社「空想科学研究所」主任研究員。 == 人物 == 鹿児島県熊毛郡南種子町出身。父は、南種子町長を2007年まで4期16年務めた柳田長谷男。「理科雄」はペンネームではなく本名であり、当時世界初の宇宙飛行に成功したユーリイ・ガガーリンに影響された父の「これからは科学の時代だ」という考えから名付けられたものであるという〔柳田理科雄『理科雄は本名です 空想科学外伝』空想科学文庫 メディアファクトリー 2010年 ISBN 9784840135191〕。 幼少の頃より科学者を志し、鹿児島県立鶴丸高等学校を経て京都大学理学部を受験するも失敗する。その後、1年浪人して東京大学理科一類に合格する。当初は宇宙への強い関心から宇宙物理学を専攻するつもりだったが、在学中に学習塾講師のアルバイトを始めて以来、その仕事の魅力に取り付かれてしまい、自ら学習塾を立ち上げることを決意して、大学を中退。個人経営の学習塾『天下無敵塾』を開校するが、思うように生徒が集まらず、経営難に陥る。そのような状態の中で、塾の財政を立て直す資金を作るために、アニメや特撮作品の描写を科学的に考察する『空想科学読本』を発表し、ベストセラーとなった。しかし、経営していた塾は、その印税が入るまでもたず、閉鎖されてしまった。その後、全国チェーンの学習塾の教師などを経て、専業作家となった。の肩書きは「空想科学研究所主任研究員」となっている。ちなみに、彼の担当編集者で「空想科学研究所」の代表取締役でもある近藤隆史は、中学時代からの友人である〔『空想科学読本4』初版本あとがきより。〕。 執筆活動の傍ら、明治大学で非常勤として教鞭を執っているが、大学を中退してしまった過去から、かなりやりがいのある仕事であると著書の中で語っている。講義では、ウルトラマンと怪獣の取っ組み合いのシーンから衝突時に発生するエネルギーの算出などをテーマとする。 本人の弁によると、これまでの人生で酒に費やした総額は1千万円を超えるという酒好き。また、仕事の都合で1990年から1年間中華人民共和国に滞在していた時期には「今日本のプロレス界はどうなっているか」と気が気ではなかったというほど、無類のプロレス好きでもある。 プロ野球は埼玉西武ライオンズのファンであり、本人いわく九州出身という事もあって前身の西鉄ライオンズ時代から応援しているという。 学生時代から非常に交友範囲が広く、著書の執筆の際にはたびたび親類縁者や学生時代の友人またはその知人などに取材協力を依頼している。場合によっては著書の中で友人や取材協力者を実名入りで紹介することもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柳田理科雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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