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柴門 ふみ(さいもん ふみ、1957年1月19日 - )は、日本の漫画家、エッセイスト。徳島県徳島市出身。 バブル期に既発漫画がトレンディドラマの原作として使用される一方で、恋愛エッセイを数多く執筆。恋愛の巨匠、恋愛の教祖等と呼ばれた〔自身の作品によりこのように評される人物には他に松任谷由実が挙げられる。〕。ペンネームはポール・サイモンにちなむ。 夫は同じく漫画家の弘兼憲史。弘兼との間に1男1女があり、娘は吉田戦車の『伝染るんです。』の企画に寄稿したこともある。 == 略歴 == 徳島県徳島市出身。幼い頃より漫画を描くことが趣味で、一条ゆかりの『デザイナー』などに影響を受ける。徳島市立高等学校卒業後に上京し、お茶の水女子大学文教育学部哲学科に入学。湯田伸子らがいた漫画研究会に所属し、同人誌を精力的に発表する。(当時の筆名はケン吉。同名義で漫画情報誌『ぱふ』に作品を掲載したことがある)。この時期から弘兼憲史のアシスタントを務める。 大学卒業後の1979年に、「少年マガジン増刊号」にて「クモ男フンばる!」でデビュー。柴門は当初「カンダタ白書」というタイトルを考えていたが、担当編集者の思い付きで「クモ男…」に無理矢理変更された〔『月刊カドカワ』1991年5月号 本人自身による全作品解説〕。 翌1980年に弘兼憲史と結婚した。1981年から連載を開始した学園ロマコメ漫画 『P.S. 元気です、俊平』で人気作家となる。 女性青年漫画家の草分けの一人。必ずしも「かわいらしくない」絵柄で、リアルな女性像を描く。読者の好き嫌いがはっきりしがちな作家であるが、女性から圧倒的な人気を得る。テレビドラマ化され話題となった作品も多数ある。また、恋愛のエキスパートとして、『恋愛論』など女性向けのエッセイの著書も多数ある。特に『恋愛論』は恋愛の教科書と絶賛され、70万部を売り上げた。 単行本全4巻で250万部以上を売り上げた『東京ラブストーリー』は、1991年にフジテレビでドラマ化され、大ヒットした。柴門の代表作であるだけではなく、以降1990年代の大きな流れとなったトレンディドラマの中核作品となった。 2012年、「徳島市観光大使」に就任〔徳島市:柴門ふみさんが徳島市観光大使に就任しました 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「柴門ふみ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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