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栃ノ海晃嘉 : ウィキペディア日本語版
栃ノ海晃嘉[とちのうみ てるよし]

栃ノ海 晃嘉(とちのうみ てるよし、1938年昭和13年)3月13日 - )は、青森県南津軽郡光田寺村(現在の田舎館村)出身で春日野部屋所属の元大相撲力士、第49代横綱。身長177cm、体重110kg。得意技は左四つ、寄り、上手出し投げ、両前褌、足癖。本名は花田 茂廣(はなだ しげひろ)。花田という苗字で同じ青森津軽地方出身であるが、初代若乃花との血縁はない。年寄春日野時代、姓を『宮古』とするが停年(定年)退職後は再び花田に戻した。
== 来歴 ==

=== 入門前 ===
リンゴ園の男子として生まれた花田は6歳の頃に父親を喪い、そのため父の記憶は姿かたちを除いて殆ど残っていない。中学時代には母とも死別したが、兄弟が多かったことで面倒を見てもらうことができ、おかげで高校進学も妨げられなかった。〔光文社〕1955年(昭和30年)8月、千代の山栃錦一行が青森県大鰐町を訪れた際、既に春日野部屋(師匠は第27代横綱・栃木山)に入門していた中学時代の同級生・須藤良一(後の前頭一乃矢)に出会い力士への憧れが募った。〔直ちに若者頭・津軽海と栃錦を通して春日野部屋を紹介してもらい、弘前商業高校(現・弘前実業高校)を3年生の夏で中退して春日野部屋に入門。同年9月場所、本名の「花田」で初土俵を踏んだ。ちなみに高校時代は2年生まで野球部で4番を打ち、3年生から相撲部に転部したといい、本人曰く活躍していたというレベルではなかったとのこと。〔

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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