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栃煌山 雄一郎(とちおうざん ゆういちろう、1987年3月9日 - )は、高知県安芸市出身〔栃煌山 雄一郎 goo 大相撲 2013年7月22日閲覧〕(「相撲レファレンス」において須崎市出身とされている〔栃煌山 雄一郎 力士情報 2013年7月22日閲覧〕のは明徳義塾高校の所在地と混同されたため)で春日野部屋所属の現役大相撲力士。本名は影山雄一郎(かげやま ゆういちろう)、愛称はカゲ。身長189cm、体重162kg、血液型はA型。得意手は右四つ・寄り・もろ差し・押し。最高位は東関脇(2010年11月場所、2015年7月場所)。好物はとんかつ。〔『NHK大相撲中継』2007年6月号〕趣味は読書、寝ること。 == 人物 == === 入門前 === 影山が相撲を始めたのは小学2年生の時であり、父親に頼んで地元の安芸少年相撲クラブに入団した。小さい頃から体が大きく同級生たちと比べても頭ひとつふたつ抜きん出ていたが性格はおっとりとしていた。父方の祖父が相撲好きということもありテレビの大相撲中継をよく観ていた。また安芸市は相撲が盛んな町だったため自然と角界への憧れは育まれていった。だが虫を怖がるなど臆病な面を持ち合わせていた栃煌山は相撲の稽古でも弱音を吐いてばかりいた。「はじめは稽古がきつくて、休みが1日もなかった。それで相撲が嫌いになって、逃げてばかりいました」と本人が当時の様子を証言しており、上級生に引き戻されては「やめたい」と嘆くことを繰り返していた時期もあったという。母親はそんな影山を「いつまで続くやろうね」というぐらいの気持ちで見守っていた。相撲を習い始めた頃は相当期待薄であったようであり、両親が初めて稽古を見に行った時の影山は自分よりも小さい子と組み合っては「痛い」「触るな」「あっちいけ」と叫びながら相撲を取っており、当時これを見た両親は「ダメだ、これは」と落胆してその場を後にしたという。それでも影山は負けず嫌いの性格で相撲をやめず、日々の稽古を積んでいくうちに精神的にも逞しく成長していき、4年生になると「やめたい」と漏らすこともなくなった。4年次からわんぱく相撲の全国大会に出場するようになり、6年時にはわんぱく相撲大会でベスト16、全日本小学校相撲優勝大会ではベスト8に入るなど実績を挙げるようになった。わんぱく相撲の全国大会に出場した際には相撲部屋に宿泊した経験もあり、4年時は鏡山部屋、5年時は北の湖部屋。そして6年時には後の所属先である春日野部屋に泊まった。 〔FORZA SHIKOKU(月曜日更新) : 栃煌山雄一郎(春日野部屋/高知県安芸市出身)第1回「不器用でも真っすぐな相撲道」 二宮清純責任編集 SPORTS COMMUNICATIONS 2013-07-01 00:00:00 〕 その後当時相撲部の監督を務めていた吉田道彦を「稽古の鬼」と仰ぎその吉田の指導を受ければ自分は強くなれると信じて安芸市立安芸中学校に進学する。吉田は入学前から影山に光るものを感じていたが差し身が自然にできていたことに関して「差したり、まわしをとることで楽を覚えたら、雄一郎の伸びが止まると思った。」と感じ、投げや相手を崩す技は全く教えずひたすらぶつかり稽古を課して出足を鍛えた。中学2年時に全国中学体育大会(以下、全中)の団体戦決勝で1-2と惜敗したことをきっかけに吉田は影山の母親や学校にも協力を仰ぎ増量を敢行し、1日5食の食事稽古をこなした結果として2年夏の時点で75kgしかなかった体重を1年後に120kgまで伸ばした。こうした努力が実り、準々決勝で小学校時代からの宿敵・澤井豪太郎(現・豪栄道)を寄り切るなどの活躍を果たしたことで3年時の全中団体戦を制し、個人戦でも中学横綱のタイトルを得る。〔FORZA SHIKOKU(月曜日更新):栃煌山雄一郎(春日野部屋/高知県安芸市出身)第2回「“原点”を磨いた中学時代」 二宮清純責任編集 SPORTS COMMUNICATIONS 2013-07-01 00:00:00 〕 明徳義塾高進学後は埼玉栄高の澤井豪太郎(現・豪栄道)と切磋琢磨し良きライバル関係を築いた。高校時代は浜村敏之監督(当時)の指示の下にあっても稽古には難なくついて行き、自身が「一番きつかった」と語る腕立て伏せによって肩関節が鍛えられ、それまで脱臼しやすかった肩が負傷することもなくなった。〔FORZA SHIKOKU(月曜日更新):栃煌山雄一郎(春日野部屋/高知県安芸市出身)第3回「刺激し合う好敵手の存在」 二宮清純責任編集 SPORTS COMMUNICATIONS 2013-07-15 00:00:00 〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「栃煌山雄一郎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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