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「ピースとハイライト」()は、サザンオールスターズの54枚目のシングル。2013年8月7日発売。発売元はタイシタレーベル/SPEEDSTAR RECORDS。キャッチコピーは「サザンオールスターズ、始まる - 2013年・夏、熱い胸騒ぎ。」。 == 解説 == 2013年6月25日のデビュー35周年記念日に活動再開の告知と同時に発売が発表された作品。 サザンオールスターズはこの作品まで5年間、メンバーソロ活動を主体とした活動を行い、バンドとしての活動は、一切行わず、特にリーダーの桑田佳祐は大規模なツアーやソロオールタイムベストの発売など活発な活動を行い、2013年に入った時点でもバンド活動に関する言及は一切ない状態が続いた。なお、これ以前にメンバー5人が揃ったのはチーム・アミューズによる『Let's try again』のときのみであった。 しかし、この間にも、バンドデビュー35周年を記念してファンが自主的に主催した「希望の襷」プロジェクトや全国のコピーバンドによるライブなどが行われ〔【希望の襷】プロジェクト 〕、サザン自体が活動を行うのか否かがにわかに注目されていた。 そのような中で、桑田は沈黙を続けたものの、デビュー記念日前の6月23日の「桑田佳祐のやさしい夜遊び」におけるエンディングにて「まだ告知してないことがあるが、放送時間が・・・」と思わせぶりな表現で番組を終了し〔ちなみにこの回は録音放送だった。〕、記念日前日の24日には検索サイトYahoo! Japanのトップページに「明日はサザン35周年」の文字が浮かび、それまでのどの曲とも異なる、まったくの未発表曲のイントロ部分が流れる仕掛けが施された。 そして迎えた25日に公式サイトや新聞広告、マスコミ等の報道を通じて活動再開を正式に表明、応援団公式サイトのアーティスト写真も5人が肩を組んだものにリニューアルされ、本作の発売およびスタジアム・ツアー『灼熱のマンピー!! G☆スポット解禁!!』の概要が発表された。同日より、タイアップ元のフォルクスワーゲンによるCMも解禁され、メンバー5人全員が出演、健在振りをアピールした〔サザン復活=5年ぶり、8月にシングル発売 時事ドットコム他で同様の報道〕。また、期間限定で前出のYahoo! Japanのトップページを模したフォルクスワーゲン・ゴルフのPRページも公開され、その内容もトピックスの欄にゴルフの各アピールポイント、広告バナー各所にゴルフやサザンが掲載されるという凝りようであった〔http://newgolf.www.yahoo.co.jp/〕。 月が変わった7月1日には、本シングルの仕様詳細が公開され、全4曲収録作品となることおよび完全生産限定盤とライブ会場限定盤に付属する納涼サマーポンチョのデザインが発表された。桑田は2008年頃から雨男を自認しており、特に野外ライブの機会に雨に見舞われる機会が多いことからポンチョを付属する運びとなった。完全生産限定盤とライブ会場限定盤のポンチョのデザインには違いがあり、完全生産限定盤は青色、ライブ会場限定盤はピンク色となっている。また、桑田はこの販売方法について自身のラジオで、苦言を冗談交じりではあるが述べていた〔TOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」2013年7月13日放送分より 〕。 発売当日の朝日新聞には4面広告が載せられ、新曲全4曲の歌詞の全文と、阿川佐和子、有田芳生、泉麻人、内田樹、太田光(爆笑問題)〔太田は2008年頃から桑田とメールで親交を持っており、前述の活動再開の一件も事前に伝えられていた。また、太田は本シングルが発売された際に当時出演していた「笑っていいとも!」の提供ベースで、三週(8月14日、8月21日、8月28日)にわたって「ピースとハイライト」「蛍」「栄光の男」をカラオケで歌唱した。〕、香山リカ、小山薫堂、斎藤環、俵万智、森永卓郎による計10名の著名人による寄稿が掲載された。この広告特集はコンサート会場においても配布された〔朝日新聞 2013年8月7日号〕〔Twitter / aritayoshifu: 朝日新聞にサザンオールスターズの特集「胸熱35サザン」が4ペ ... 2013年8月7日、2013年11月15日閲覧。 〕。なお、この広告に掲載された文章はすべて活動再開やサザンを通じての思い出、表題曲に対しての10名それぞれの個人的な感想であり、桑田をはじめとしたメンバーの真意とは一切関係のないものである。 ちなみに、初回限定盤のジャケット裏にはポンチョを着た野沢秀行に吹き出しが付いており、「カヒミカレイって、高級魚だよな」と書かれている。 マスタリングはテッド・ジェンセン。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ピースとハイライト」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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