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栗子隧道(くりこずいどう)は、旧国道13号(萬世大路)の山形県米沢市と福島県福島市の県境間にある道路トンネル〔 米沢市HP〕。現在は落盤、閉塞していて通行は出来ない。 == 歴史 == * 1876年(明治9年) - 三島通庸の計画により着工。 * 1881年(明治14年) - 「栗子山隧道」として竣工。 * 当隧道の開通により、馬車や人力車での通行、冬期のそりでの通行が可能になった。また、当隧道の工事の進行にあたっては、岩盤をノミなどで素掘する当時の日本の土木技術では困難を極めたため、オランダ人技術士エッセールを招聘したり、当時世界で3台目となる穿孔機をアメリカから導入するなど、欧米の先進技術の導入にも積極的であった。完成の翌年には、明治天皇が東北巡幸の際に刈安新道を通過し、「萬世大路」と命名した。 * 1933年(昭和8年) - 自動車による通行を可能にするための改修工事開始。 * 1936年(昭和11年) - 改修工事が竣工し、自動車の通行が可能になった。栗子山隧道を「栗子隧道」に改称。 * 1961年(昭和36年) - 西栗子トンネルと東栗子トンネルの工事が開始される。 * 1966年(昭和41年) - 両トンネルが開通し、国道13号は新道に指定変更される。 * 1972年(昭和47年) - 栗子隧道が落盤により閉塞し、通行不能になる。 * 2009年(平成20年)2月 - 栗子隧道が経済産業省の「近代化産業遺産」に指定される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「栗子隧道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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