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株式会社トキハ(ときわ、英称:''TOKIWA Co.,Ltd.''、本社:大分市)は、大分県下で3店舗の百貨店等を運営する企業である。社名の「トキハ」は歴史的仮名遣で「ときわ」と読み、常緑樹を意味する「常葉」に由来している。 == 概要 == トキハは1936年に創業された。2012年時点で営業されているトキハの店舗は、大分市中心部の本店、別府市中心部の別府店、大分市郊外のわさだ店の3店舗である。トキハの関連会社であるトキハインダストリーは、大分県内各地に総合スーパーの「トキハインダストリー」、食品スーパーの「アテオ」等のスーパーマーケットを展開している。 トキハ中興の祖とも言われた上妻亨によって地方百貨店の雄と呼ばれるなどの一時代を築き、ピーク時の2002年2月期には売上高786億1,200万円、子会社のスーパー・トキハインダストリーが03年2月期に売上高463億7,507万円、両社合わせて約1,250億円を計上し、グループ全体の年間売上高は、大分県の小売業の年間商品販売額〔約1兆2,094億円 - 平成19年商業統計表(二次加工統計表)業態別統計編(小売業) (経済産業省、平成21年2月27日公表)による。〕の約1割弱を占めるなど、大分県を代表する小売業として君臨していた。 しかし近年は郊外型ショッピングセンターとの競合や車社会化の進展による福岡方面への顧客流出、食品スーパーの競合激化などにより、トキハ単独の年間売上高は約475億円(2013年度2月期)〔【流通】百貨店は生き残れるか - ネットアイビーニュース、2013年5月3日〕と10年間で311億円・11期連続の減収、トキハインダストリーも同約337億円(2012年2月期)で9年間で126億円・9期連続の減収となり、2社合わせての売上規模は約800億円、10年前との比較で450億円の減収となっているなど、厳しさが目だっている。 人口50万人以下の都市では珍しいフルライン都市型百貨店が展開可能な売場面積を有する本店と、結婚式場を備えたトキハ会館に加え、郊外にショッピングモールトキハわさだタウンを開発するとともに、その核店舗として地方百貨店では九州初となる本格的な郊外型百貨店わさだ店を開業し話題となった。 トキハは、熊本県熊本市の古荘本店の関係会社である〔そのため、古荘家出身者が代々同社の会長を務めている。会社情報 - 株式会社 古荘本店 〕。1980年代には、小田急電鉄創業者安藤楢六が大分に縁があることから、小田急電鉄系小田急百貨店と商品券の業務提携を行っていたこともあった。現在は全日本デパートメントストアーズ開発機構の一員である。 1985年8月に採用された現在のロゴマークは、垂直、斜め、水平の3つの円を重ねたもので、それぞれの円は大分、顧客、トキハを意味する〔会社概要 トキハオンラインショッピング〕。それ以前のロゴマークは、水平にした片仮名の「ト」2つと「キ」とを逆“Z”字になるよう組み合わせ、これを「輪」(ワ=ハ)で囲んだもので、同業のそごうのものに類似していた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トキハ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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