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台湾第四原子力発電所(たいわんだいよんげんしりょくはつでんしょ、)とは台湾(中華民国)新北市貢寮区にある台湾電力が運営する原子力発電所である。正式名称は龍門(ルンメン)発電所だが、台湾では一般に核四(ハースー hé sì)と呼ばれる。 ==概略== 開発独裁による経済成長に伴い、台湾で四番目の原発として計画された北部の原子力発電所。直接の受注元はゼネラル・エレクトリックであるが、一号機原子炉が日立製作所、二号機原子炉が東芝、各発電機が三菱重工業による日本からの輸出原発である。住民の反対や、度重なる事故により、計画から30年、建設から10年を超えてもなお完成していない。 最近では馬英九政権下、民国紀元(中華民国暦)100年となる2011年に「建国100年行事」として運転開始を目指していたが、一号機中央制御室火災により延期された〔核四走火 原能會說法環團傻眼 | 台灣環境資訊協會-環境資訊中心 (中文 繁体字)第四原発出火 原子力委員会の説明に環境団体も絶句〕。 (株)国際原子力広報支援センターは営業運転は2016年以降にずれ込むとの見方を紹介している〔【新着情報】|台湾 原子力開発 どうなる第四原子力発電所の運転開始問題〕。また、2012年3月30日には「台湾電力が、相次ぐ工事上のトラブルの自力解決を断念、日立製作所など日米の原発関連企業に全面支援を求めている」と報道された〔「日の丸原発」行き詰まる 台湾、日立などに支援要請 建設でトラブル続出 - SankeiBiz(サンケイビズ) 〕。 2013年2月25日には、江宜樺行政院長により台湾全住民による住民投票で建設の是非を問う方針が明らかにされた。〔台湾:第4原発建設、住民投票の方針 行政院長- 毎日jp(毎日新聞) 〕台湾で「公民投票」と呼ばれるこの住民投票は全有権者の過半数以上が参加し、その過半数が賛成することで成立する。〔台湾の第4原発 建設続行の判断、住民投票へ(中央社フォーカス台湾) - 海外 - livedoor ニュース 〕 この「公民投票」を前に2013年3月9日には台北をはじめ各地で大規模なデモが行われ、10万人を超える参加者により盛り上がりを見せた。〔反原発:リン・チーリンさん呼びかけ台湾で10万人デモ- 毎日jp(毎日新聞) 〕またこのデモはモデルで女優のリン・チーリン(林志玲)らが呼びかけ、俳優イーサン・ルアン(阮經天)、チャン・チェン(張震)、ティファニー・シュー(許瑋甯)、伊能静や映画監督ニウ・チェンザー(鈕承澤)、ウー・ニエンジェン(呉念真)らが参加したことも注目された。〔リン・チーリンやイーサン・ルアンが「脱原発」!台北市で10万人の大規模デモ―台湾 〕 2014年4月27日には台北で行われた大規模なデモを受けて、馬英九総統は1号機の稼働凍結と2号機の工事停止を表明。翌2015年7月1日に劣化防止措置を終え、正式に建設が凍結された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「台湾第四原子力発電所」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lungmen Nuclear Power Plant 」があります。 スポンサード リンク
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