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根室半島チャシ跡群(ねむろはんとうチャシあとぐん)は、北海道根室市にある24か所のチャシ跡(チャシコツ)の総称。国の史跡に指定されている。 == 概要 == 北海道内には約700のチャシが確認されているが、根室半島は特にチャシが集中している場所の一つであり、約30のチャシが確認されている〔北海道教育委員会の調査で483か所(昭和59年)。実際には700とも1000以上とも言われている。和人進出の遅れた日高・十勝・釧路・根室などの東蝦夷地に多い。〕。このうち24か所が史跡となっている。 これらのチャシは16世紀から18世紀にかけて造営されたもので、道外の戦国時代から江戸時代にあたり、その当時の社会・経済・政治情勢と関連した遺跡である。ここのチャシの堀は方形に掘られており、これは最終的な形式のものである。 現在でも各チャシの堀は保存状態がよく遺構が確認できる。しかし、チャシ内にどのような建造物が建てられていたかは現在のところ不明である。 チャシは一般的には「砦」と考えられているが、見張場や聖地、談判の場としても活用されていたと思われる。 *1983年(昭和58年)4月26日、国の史跡に指定された。 *1984年(昭和59年)7月24日、国の史跡に追加指定された〔。 *2006年(平成18年)4月6日、日本100名城(1番)に選定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「根室半島チャシ跡群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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