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根室拓殖鉄道(ねむろたくしょくてつどう)は、北海道東部の根室市の根室駅(国鉄/JRの根室駅とは別地点)から根室半島南岸に沿って歯舞村(はぼまいむら 根室市に1959年合併)の歯舞駅までを結んでいた軽便鉄道路線、およびそれを経営していた鉄道会社。日本国内において史上最東端を走った鉄道である。 道路事情の劣悪な歯舞・根室間を連絡し、歯舞で収穫された昆布等の海産物を輸送する目的で建設されたが、北海道東端の根室半島に敷設された路線環境は酷寒・積雪のみならず、海からの塩害・脆弱な路盤などきわめて過酷で、終始経営は難航した。1948年(昭和23年)以降は実質歯舞村有志により経営された。 1959年(昭和34年)、歯舞村が根室市に合併することを受けて鉄道を廃止し、バス会社に転換したが、ほどなく根室交通に合併された。 == 会社概要 == 『交通年鑑』昭和32年度版による会社概要は以下の通り〔『鉄道ファン』1975年5月号(p65)より。〕。 * 資本金:250万円 * 客車(気動車):3両 * 貨車:7両 * 従業員:14名 * 営業収入:869万6千円(うち運賃収入 696万9千円) * 営業費:981万4千円 * 営業係数:112 * 本社所在地:根室市有磯町2-8 * 代表者:佐野 信 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「根室拓殖鉄道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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