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アペキシフィケーション(apexification)は歯髄が炎症を起こす、あるいは壊死している歯根未完成歯や歯根が外部吸収をしている(あるいは疑われる)歯に対して行われる治療法で、薬剤を添付することで未完成の根管を閉塞ないし歯根の完成をすすめる方法のこと〔歯内療法ガイドライン(日本歯内療法学会 )〕〔中村洋〕。根尖閉塞術〔石橋 〕、根尖形成促進法〔Cohen, Burns〕と訳されることもある〔。根幹部の感染組織や細菌を除去した後に歯髄面に薬剤を充填し、根管を閉鎖する。本来の意味は、この治療法によっておこる治癒機転のことである〔朝田 他〕。 == 概要 == 歯は口腔内に萌出した時にはまだ歯根は完成しておらず、歯根の形成は萌出後も続く。しかしながら、歯根の形成途中で炎症などにより歯髄が失われた場合、歯根が未完成のままの状態となる。一部性の段階であれば、炎症部位のみを除去し、健全な歯髄を残すことで、正常な歯根の形成を行うことが可能ではある(アペキソゲネーシス)が、全部性となっている場合、もはや歯根の正常な形成が期待出来ず、周囲の硬組織により根尖孔の閉鎖を行うしか無い。元々はその硬組織の形成を促す治療法によりおこる治癒機転の名称がアペキシフィケーションであったが、現在ではその治療法もアペキシフィケーションと呼ぶ〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アペキシフィケーション」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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