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根尾谷断層(ねおだにだんそう)は、岐阜県本巣市根尾地域を中心とする活断層である。市内の水鳥(みどり)地区の断層崖は国指定の特別天然記念物に指定されている。 == 概要 == 1891年(明治24年)10月28日午前6時38分50秒に、根尾地域を震央として発生した濃尾地震(マグニチュード8.0)の震源断層である。 この地震により数十kmに渡って地表地震断層が現れた。総延長距離約80km、活動一回あたりの最大左横ずれ変位量8m、最大上下変位量6mに及ぶ大規模な断層である。 この根尾谷断層以前に地震断層について記録されたものが無いため、日本で確認できる最古の地震断層として記録されている。また地震直後に記録写真が国内外の地震学教科書などに引用されたため世界的に知られることとなり、海外からも地震学の研究者も多数訪れている(記録写真は複数撮影されているが、小藤文次郎が撮影して論文に掲載したものが世界的に名高い)。 2007年(平成19年)5月10日、日本の地質百選選定委員会が「日本の地質百選」の第1期選定として全国83箇所を選定(3月)した結果が発表されたが、その1つとして、根尾谷断層も選ばれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「根尾谷断層」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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