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チシマザサ(千島笹、学名:)は、イネ科タケ亜科に分類される、大型のササ(笹)の一種。稈〔稈(かん)とは、イネ科植物などに見られる、中空構造の茎。〕の基部が弓状に曲がっていることからネマガリダケ(根曲竹、根曲がり竹〔)の別名があるほか、コウライザサ(高麗笹)、アサヒザサなどとも呼ばれる。 == 生態・形態 == ササの仲間では最も北部に分布し、主な分布域は、朝鮮半島、日本列島(四国愛媛県、本州鳥取県以北の日本海側、および、東北地方、北海道)、千島列島南部、樺太(サハリン島)。 山地に群生し、笹としては大型の高さ1.5- 3メートル、稈の上部でのみ枝分かれする。花は穂状で、約60年に一度とめったに咲かないが、咲くときは群落全体が咲き、結実後、枯死する。 日本では、モウソウチク(孟宗竹)が全国規模で普及する時代以前、すなわち、薩摩藩支配下にあった琉球王国経由でモウソウチクが移入されるより前の時代には、チシマザサは日本を代表する竹・笹類の一つであった〔:第434回「夏たけのこ」 7月14日放送回(紹介記事は「食材のリスト」経由で閲覧可能)。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チシマザサ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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