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桂奈美 : ミニ英和和英辞書
桂奈美[かつら なみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい, かつら]
 (n) (abbr) knight (shogi)
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 

桂奈美 : ウィキペディア日本語版
桂奈美[かつら なみ]

桂 奈美(かつら なみ、1945年9月2日 - )は、日本の女優、元モデルである〔キネ旬, p.194.〕〔年鑑, p.324-331.〕〔年鑑, p.137-138, 153.〕〔キネ旬, p.26, 39, 69, 77, 88, 101, 103, 116, 118, 124.〕〔''桂奈美''、''jlogos.com'', エア、2014年9月11日閲覧。〕〔国立国会図書館サーチ 検索結果、国立国会図書館、2014年9月11日閲覧。〕〔''桂奈美''東京国立近代美術館フィルムセンター、2014年9月11日閲覧。〕〔''桂奈美''、日本映画情報システム、文化庁、2014年9月11日閲覧。〕〔''桂奈美''KINENOTE, 2014年9月11日閲覧。〕〔''桂奈美''allcinema, 2014年9月11日閲覧。〕〔''桂奈美''日本映画データベース、2014年9月11日閲覧。〕〔''桂奈美''日活、2014年9月11日閲覧。〕〔''桂奈美''デジタル・ミーム、2014年9月11日閲覧。〕〔''Nami Katsura'', インターネット・ムービー・データベース 、2014年9月11日閲覧。〕。本名不明〔〔〔。
== 人物・来歴 ==

=== 成人映画の時代 ===
1945年(昭和20年)9月2日、第二次世界大戦の終戦直後の東京都に生まれる〔〔〔。
学歴等は不明であるが、最初のキャリアは写真モデルであった〔。『日本映画俳優全集・女優編』は、1965年(昭和40年)7月4日に公開された成人映画『熱い夜』(監督岡野進)で映画界にデビューしたとしているが〔、デジタル・ミームが所蔵する16mmフィルム上映用プリントのリストには、桂をメインにキャスティングした作品として『女の十戒』(監督片岡均)が挙げられており〔、同作は、『熱い夜』に先行する1964年(昭和39年)6月に公開されている〔女の十戒 、2014年9月11日閲覧。〕。『日本映画発達史』の田中純一郎は、同書のなかで黎明期の成人映画界のおもな出演者として、扇町京子橘桂子、城山路子(光岡早苗と同一人物)、内田高子香取環新高恵子松井康子西朱実朝日陽子火鳥こずえ華村明子森美沙湯川美沙、光岡早苗、路加奈子有川二郎里見孝二川部修詩佐伯秀男の名を挙げているが、桂の名は挙げられていない〔田中, p.85-86.〕。しかしながら桂は、同様に黎明期のおもな脚本家・監督として挙げた人物のうち、藤田潤一が岡野進の名で監督した初期作『熱い夜』〔藤田潤八 ・、2014年9月11日閲覧。〕、あるいは水野洽が片岡均の名で初めて独立系成人映画を監督した作品である『女の十戒』〔、2014年9月11日閲覧。〕に出演しており〔〔〔、『漁色』(監督沢賢介、1965年7月28日公開)や『女の林』(監督山崎福二郎、1965年8月25日公開)ではすでに主演している、独立系成人映画の黎明期の女優である〔。
1966年(昭和41年)9月、国映が香取環、松井康子、谷口朱里可能かず子飛鳥公子清水世津奈加公子美矢かほる、橘桂子といった成人映画スター女優を結集した『悲器』(監督湯浅浪男)を公開、桂もこれに出演した〔。1968年(昭和43年)7月10日には、まだロマンポルノを開始していない時期の日活が配給した外部作品の成人映画『艶説 明治邪教伝』(監督土居通芳)が公開され。桂はこれに出演している〔〔〔〔。同作は、高橋昌也の相手役として内田高子が出演したほか、千月のり子〔、2014年9月11日閲覧。〕、梓マリ〔、2014年9月11日閲覧。〕といった独立系の女優が多く出演した〔〔〔。同年10月26日に松竹が配給して公開された『恐喝こそわが人生』は、東映東京撮影所出身の深作欣二松竹大船撮影所で監督した作品であり、これにも桂は出演している〔〔〔。同作は桂が出演した、最初で最後の成人指定されていない「一般映画」である〔。
実演の舞台にも出演しており〔日劇ミュージックホールと映画人 木全公彦マーメイドフィルム、2014年9月11日閲覧。〕、東京・有楽町日劇ミュージックホールで1967年(昭和42年)に上演された『蒼い海辺にピンクのヴィーナス』(構成・演出平田稲雄)に出演している〔東宝, 表紙。〕。同時期に日劇ミュージックホールの舞台に上がった独立系の女優には、桂のほか、内田高子、二條朱実らがいる〔。
1970年(昭和45年)1月に公開された『アッ!とおどろくセックスパトロン』(監督関孝二)に主演した記録が残っているが〔〔〔〔、同作以降の劇場用映画、テレビ映画ともに出演歴が見当たらない〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔〔、2014年9月11日閲覧。〕。ただしこの時期の作品記録が掲載されている『映画年鑑 1973』において、独立系の映画作品については監督名や製作・配給会社名以外記載されておらず、この時期の出演者が概して不明である〔。満25歳になる年であった〔〔〔。以降の消息は知られておらず、存命であれば2014年(平成26年)には満69歳である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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