|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 桃 : [もも] 【名詞】 1. peach 2. prunus persica (tree) ・ 天 : [てん] 【名詞】 1. heaven 2. sky
桃の天然水(もものてんねんすい)は、日本たばこ産業(JT)が1996年(平成8年)から2015年(平成27年)9月まで発売した清涼飲料水である。通称・桃水(ももすい)、桃天(ももてん)。 == 桃の天然水の歴史 == 1996年(平成8年)、350ml缶で発売、翌年500mlのペットボトルで発売したが、発売当初はほとんど売れなかった。しかし、1998年(平成10年)に、当時若者から絶大な支持を得ていた歌手の華原朋美をCMに起用したことにより〔、「ヒューヒュー」が流行語になる程のビッグヒット商品となった。年間1600万ケースも売れ、同年、食品界におけるもっともヒットした製品を表彰する「食品ヒット大賞」を日本食糧新聞社より受賞されており〔、『買ってはいけない』(株式会社金曜日)という本に記載された程である。ちなみにこの年間1600万ケースという記録は、現在においてもJTの飲料商品としては最高の記録である。 しかし、カビの混入による回収騒ぎが発生しイメージが悪化したことや、その後無糖飲料(主に緑茶)が主流になっていったことも影響し、売上げは下降の一途をたどる。2001年(平成13年)には味・パッケージ共に変更し、リニューアルを図った。しかし、売上げ増加には繋がらなかったため、2002年(平成14年)以降は多くの天然水シリーズを出したり(シリーズ参照)、パッケージをピンクから青を基調としたものに変えたり、リリー・フランキーによる絵のパッケージを採用するなどして、味・パッケージ共に改良を行い売上げ増加を狙ったがあまり成果は上げられなかった。 なお、2006年(平成18年)2月6日、発売から10周年を迎えたことを機に、発売当初の味やパッケージをほぼ忠実に再現した桃の天然水(復刻版)を発売した〔。 2011年(平成23年)から、シリーズ商品として桃の天然水SPARKLINGを発売。2012年(平成24年)、桃の天然水15周年を迎えたことから、パッケージ等をリニューアルし再び販売を再開している。500mLペットボトルの他、490mLの缶タイプ、1.5Lのペットボトルも新たに登場した。2013年(平成25年)にモンドセレクション“金賞”、翌2014年(平成26年)ではモンドセレクション“最高金賞”を受賞している〔。 2015年(平成27年)2月4日、日本たばこ産業から飲料部門撤退の公式発表がなされ、同年5月25日、サントリー食品インターナショナルはJTから「桃の天然水」「Roots」ブランドを取得する基本合意書を締結したと発表した。 そのため、2015年9月をもって販売を終了した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桃の天然水」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|