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桑名の殿様(くわなのとのさま)は現在の三重県桑名市に伝えられる民謡でお座敷唄。『桑名の殿さん』とも言われる。 == 概要 == 『桑名の殿様』は神宮式年遷宮の御木曳木遣唄の一種である『松前木遣り』がお座敷唄化したものと考えられている。 歌詞の「桑名の殿様」とは、桑名藩主のことではなく、明治から大正にかけて米相場で儲けた桑名の大旦那衆(お大尽、成金)のことである。東京の料亭で盛大な酒宴を行い、芸者衆と大いに遊んだ桑名の大旦那衆が、宴会の最後に桑名名産の時雨蛤の茶漬けを食べた様を唄にしたのが『桑名の殿様』である。ただし、「桑名の殿様」を松平定信(楽翁公)とする異説も存在する。 ちなみに、歌詞にある「~の殿様~で茶々漬け」のフレーズは、日本各地でその土地の名物、名産を読み込んだ替え唄となって楽しまれた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桑名の殿様」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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