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白河県(しらかわけん)は、1869年(明治2年)に白河藩領であった磐城国南部、岩代国のごく一部および両国内の幕府領・旗本領を管轄するために明治政府によって設置された県。現在の福島県南東部を管轄した。 == 概要 == 1866年(慶応2年)、白河藩第8代藩主の阿部正静は棚倉藩に転封。白河藩領は二本松藩の預かり地となったため、戊辰戦争時は藩主不在であった。戊辰戦争においては係争の地となり、白河小峰城は戦火によって大半を焼失した。1868年(慶応4年)2月、正静は白河藩に復帰したが、同じ年(明治元年)12月、再び棚倉藩に移封となり白河藩は廃藩。以後、天領(明治政府直轄地)となり、1869年(明治2年)8月に白河県が設置される。1871年(明治4年)7月の廃藩置県をはさんで同年11月、第1次府県統合により二本松県を経て福島県に編入された。なお、白河県知事であった清岡公張は二本松県権令、福島県(第2次)県令を引き続き務めている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「白河県 (日本)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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