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櫻井 欽一(さくらい きんいち、1912年12月11日 - 1993年10月6日)は、日本のアマチュア鉱物学者。家業(東京神田にある老舗の鳥鍋屋「ぼたん」)のかたわら、独学で鉱物学を修めた。理学博士(東京大学、1955年、「神奈川県湯河原産沸石類の研究」〔博士論文書誌データベース〕)。 == 経歴 == 東京生まれ。永田町小学校(現麹町小学校)、専修大学予科を卒業。東京科学博物館(現在の国立科学博物館)嘱託、横浜国立大学講師。 1952年には湯河原沸石(yugawaralite)〔Sakurai, K. and Hayashi, A. (1952): “Yugawaralite”, a new zeolite. Sci. Rept. Yokohama Nat. Univ., Sec. II, No. 1, 69-77.〕を、1954年には亜砒藍鉄鉱(parasymplesite)〔Ito, T., Minato, H. and Sakurai, K. (1954) Parasymplesite, a new mineral polymorphous with symplesite. Proc. Japan Acad., 30, 318-324.〕を新鉱物として記載。 1965年に兵庫県生野鉱山で発見された新鉱物が櫻井鉱(sakuraiite)〔 〕〔 〕と命名され、1981年に静岡県河津鉱山で発見された新鉱物が欽一石(kinichilite)〔 〕〔 〕と命名された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「櫻井欽一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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