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桜井 雪館(さくらい せっかん、正徳5年(1715年) - 寛政2年2月21日(1790年4月5日))は江戸時代中期の画家。 名は館、字は常翁。雪館のほかに号は山興・雪志・三江・萱園隠士など。常陸水戸の生まれ。 == 略歴 == 桜井家は代々画を業とした。祖父・寛と父・擔は、常陸水戸藩主・水戸光圀が長門の雲谷寺から招いた画僧に師事したとされる〔坂崎(1927年)〕。この画僧は自らを雪舟9世・等禅と称しており、後に雪館が江戸に出て雪舟12世を自称する根拠とした。雪館の師は水戸藩士の桜井才次郎で、光圀からその画力を称賛され、「桜井」と「字叔任氏」の印二顆を与えられている。 雪館は江戸に出ると雪舟の遺蹟を蒐集。雪舟の粉本が箪笥に一杯になるほど熱心に研究を重ねて画法を学び、雪舟派の再興を図った。明和6年(1769年)までに門人が200人以上になる〔「桜井山興先生門人」『古今諸家人物志』〕ほど隆盛した。山水画を最も得意とし次に人物画だった〔中尾樗軒『近世逸人画史』(文政7年(1824年))〕とされる。主な門弟に僧・月僊や宮部雲錦(立原翠軒門人)・桑山玉州などがいる。若き日の谷文晁も雪館の講義を聞いている。日頃、雪館が門弟へ説いた画の教えを次女の雪保が原稿としてまとめ『画則』として刊行した。この次女・雪保、甥の雪鮮も画家となった。 76歳にて歿する。勢至院に墓所がある。娘雪保も同じ墓に葬られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桜井雪館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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