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桜土手古墳(さくらどてこふん)は、神奈川県秦野市堀山下にある円墳の群集墳である。秦野市立の都市公園(歴史公園)の「桜土手古墳公園」として整備され、公開されている。 ==概要== 秦野市堀山下の水無川右岸の東西500メートル、南北300メートルの範囲に円墳35基が存在した。(調査後埋め戻されるなどしたため現存するものは12基。桜土手古墳公園内に6基、日産車体工場内に5基、島津製作所内に1基が分布。)各古墳の築造年代は古墳時代終末期の7世紀後半を中心に6世紀末~8世紀初頭とみられる。 この古墳群で最大の1号墳(径28メートル、高さ5.6メートル、周溝5メートル)をモデルにした復原古墳は二段築成という供え餅のような形で葺石で覆われている。また一般的な円墳とは異なり、墳丘の中を石垣状の石組みが一巡している。 副葬品としては須恵器・土師器などの土器類、耳環・勾玉などの装飾品、直刀・鉄鏃などの鉄製武器、辻金具・鐙鎖などの馬具が出土した。 現在の古墳群周辺は島津製作所などが立地する工業地域だが、その一角に桜土手古墳公園が整備され、園内の展示館で出土品の展示などが行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桜土手古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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