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梅木遺跡(うめのきいせき)は、群馬県前橋市にある古墳時代の豪族居館遺跡。 赤城山の南麓、大室公園内にある。館は堀と柵列で方形に区画されていたと思われるが、主要な施設は付近を流れる桂川のたびたびの氾濫により削平されほとんど残っていない。西南側からは張り出しと堀の広がりがあり、柱穴が検出されていることから門があったと考えられる。 堀の一辺は外側約85メートル、内側約65メートル、面積約6500平方メートル前後の正方形と推定される。 堀は古墳時代中期末の竪穴式住居を壊して作られ、また堀の底から6世紀初頭に榛名山から噴出した火山灰(Hr-FA)が堆積していることから、この館は5世紀後半に作られ、6世紀初頭まで使われたと考えられる。 この遺跡から西南へ400メートル行くと6世紀初頭の築造と推定されている前二子古墳があり、この遺跡との関連がうかがわれる。 == 参考文献 == * 前原豊 『東国大豪族の威勢・大室古墳群〔群馬〕』 シリーズ「遺跡を学ぶ」063、新泉社、2009年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梅木遺跡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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