|
(n) catalpa tree
梓(あずさ、し)は、樹種の名である。 漢字本来の中国での意味と、日本での国訓「あずさ」の2つの意味があり、さらにそれぞれの名をどの樹種に同定するかについて諸説がある。 == 梓(し) == 梓は、別名を「木王」といい〔『埤雅・釈木』梓為木王〕、百木の長として尊ばれた。 版木に使われたため、転じて「上梓」「梓行」のような印刷・出版に関する表現に残る。ただし、「梓に上す(しにじょうす、あずさにじょうす)」、「梓に鏤める(しにまとめる、あずさにまとめる)」のように、この意味の「梓」を「あずさ」と読むこともある。 この「梓」は通説ではキササゲのことだが、異説もある。 * キササゲ - ノウゼンカズラ科の落葉高木。 * トウキササゲ - ノウゼンカズラ科の落葉高木。キササゲと同属。牧野富太郎による説〔『牧野富太郎選集 2』東京美術、1970、「万葉集巻一の草木解釈 アズサ」〕。 * アカメガシワ - トウダイグサ科の落葉高木。江戸時代の小野蘭山による説〔。 現代中国語では、「梓」はキササゲのことで、「きささげ」の訓のある「楸」がトウキササゲのことである〔『中日辞典』小学館、1992〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梓」の詳細全文を読む
=========================== 「 梓 」を含む部分一致用語の検索リンク( 6 件 ) 上梓 梓 梓に上せる 梓匠 梓宮 梓弓 スポンサード リンク
|