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梵魚寺 : ウィキペディア日本語版
梵魚寺[ぼんぎょじ]

梵魚寺(ぼんぎょじ、ポモサ)は、 釜山広域市金井区にある仏教寺院。韓国仏教界の最大勢力である曹渓宗大韓仏教曹渓宗)の第14教区本寺である。
== 歴史 ==
新羅時代の 678年新羅文武王18年)に、海東華厳宗の開祖である義湘大師が創建した。梵魚寺は華厳十刹の一つに数えられた。
李氏朝鮮太宗による1407年(太宗7年)の仏教弾圧の際、存続を許された88寺院の中に梵魚寺の名前はなく、廃寺になったようである。 世宗による1424年(世宗6年)の仏教弾圧の際も、存続を許された36寺院の中に梵魚寺の名前はなく、引き続き廃寺のままだったようである(朝鮮の仏教#李氏朝鮮時代の仏教弾圧)。
1592年宣祖25年)、日明戦争によって寺は焼失したが、1602年(宣祖35年)に再建された。その後また焼失したが、1613年光海君5年)に再建された。
日本統治時代1911年、寺刹令施行規則(7月8日付)によって、朝鮮三十本山に指定された(1924年以降は朝鮮三十一本山)。
2010年12月15日、天王門が放火と思われる火事で全焼した〔釜山汎魚寺の天王門が焼失 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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