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梶取埼灯台(かんどりざきとうだい)は、和歌山県東牟婁郡太地町梶取崎に建つ灯台である。周辺は吉野熊野国立公園の特別地域に指定されており、太平洋を望む景勝地となっている。梶取崎という地名は、熊野灘を航行する船舶が、この岬を目標にして梶を取ることに因むといわれている。 == 歴史 == 古くから海上交通の重要な地点だったため、昔は鯨を発見するための「山見」が置かれ、捕鯨船に指令を送る狼煙場や初代紀州藩主・徳川頼宣が元和5年(1619年)頃に設置した船見御番所があった。 付近の燈明崎には寛永13年(1636年)に設置された燈明台があったが、1872年(明治5年)に廃止され、梶取崎付近の海上交通は極めて不便になっていた。そのため、1899年(明治32年)11月に竣工、初点灯された。 1963年(昭和38年)3月、改築された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梶取埼灯台」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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