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梶岡 潤一(かじおか じゅんいち)は、ロンドン在住の日本の俳優、映画監督である。おもに中国やイギリスで制作されるテレビ番組や映画に出演している。映画の制作では、監督、脚本のほか、プロデューサー、台本の翻訳、出演などを兼業する場合もある。 兵庫県に生まれ、東京経済大学経営学部を卒業した。同大学在学中に、当時の所属事務所の先輩香川照之に弟子入りをして学ぶ。日本ではテレビドラマやVシネマ、舞台、ミュージカルなどへの出演を経験した後、1995年に中国へ渡る。。中央戯劇学院や北京電影学院などに学び〔、現地において中国語を操る日本人俳優の先駆者的存在となる。2000年公開の『鬼が来た!(鬼子来了)』では映画出演の機会を得て、小曹長役で映画デビュー〔〔。同作品では、出演のほか制作、台本翻訳、現場通訳なども同時にこなし、香川との7年ぶりの再会も果たしている。そのエピソードは、同氏のキネマ旬報社発行の著書「日本魅録」にて綴られている。現在は、ロンドンに活動拠点を置いて国際的に活動している。英語、中国語、ヒンディー語に通じている。 2013年公開のハリウッド映画『47RONIN』ではキアヌ・リーブスと共演し、また2015年完成予定のイギリス映画『''Taking Stock''』では、ケリー・ブルックとも共演している。 2015年公開予定で永井隆 (医学博士)の人生を描いたイギリス映画『''All That Remains''』では末次逸馬を演じている。 2012年イギリスのサロック国際映画祭に出品された梶岡主演のイギリス映画『''King of Life''』では、最優秀演技賞にノミネートされている。 また、2013年インドのレイクシティ国際映画祭に出品された同主演イギリス映画『''Phone Box''』では、再度最優秀演技賞にノミネートされたが、2位に終わっている。また同映画は、2014年のカンヌ国際映画祭のショートフィルムコーナーに選ばれている。 2013年インドのインパール国際映画祭に主賓として正式招待されている。そして同映画祭において、梶岡が主演したイギリス映画『''Cello''』がオープニング作品として、また他の同主演2作品『''King of Life''』『''Fish''』も同時に上映されている。 2014年に制作された初監督作品映画『''インパール1944''』では、脚本、主演、プロデュースも務めている。なお本作品は、同年6月インドのマニプール州で開催された、インパール作戦70周年記念閉会式典正式招待作品で、梶岡本人が川村大使と並び日本人を代表してスピーチをした後、初上映された。また同年12月のモナコ国際映画祭では、クロージング作品に選ばれ、最優秀短編脚本賞及び最優秀短編プロデューサー賞などを同時受賞。これが、インパール作戦を取り扱った初めてのドラマ映画である。 現在、ニューヨークで撮影された監督2作目のドキュメンタリー映画『''杉原千畝が繋いだ命の物語''』を制作中。本作品は、北出明の著書『命のビザ、遙かなる旅路 -- 杉原千畝を陰で支えた日本人たち』が原作になっている。また、俳優としても主演作のアメリカ映画『''Barcode Man''』やインド映画『''My Japanese Niece''』などの撮影が控えている。 == 監督作品 == * インパール1944 (原題:Imphal 1944、2014年) * 杉原千畝が繋いだ命の物語 (原題:Sugihara Survivors、2015年) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「梶岡潤一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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