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森下 正雄(もりした まさお、1923年〈大正12年〉10月20日 - 2008年〈平成20年〉12月5日)は、日本の東京都荒川区出身の紙芝居師。紙芝居全盛期である終戦直後から紙芝居の衰退する高度経済成長期、そして21世紀に至るまで生涯現役を貫いて紙芝居を上演し、児童文化保存に貢献した。喉頭癌で声帯除去手術を受けて声を失って以降、手術前の上演の声を録音したカセットテープで紙芝居を演じたことでも知られる。 == 人物歴 == === 紙芝居全盛期 === 東京都荒川区東日暮里で、紙芝居師の父・森下貞三のもとに誕生。当初の職業は菓子工場員だったが、第二次世界大戦の空襲で職場が失われ、1950年、父の家業を継いで紙芝居を始めた〔。 やむを得ない事情で始めた仕事ではあったが、生来の子供好きな性格により、天職となった〔。菓子工場の経験を生かし、街頭紙芝居につきものの駄菓子にも工夫を凝らし、子供たちの好評を得た。紙芝居を見る子供たちの間では、駄菓子を買わずに見ることがご法度とされることもあったが、森下は菓子を買わずに見る子供を怒ることをせず、どんな子供にも紙芝居を楽しませる姿勢を心がけた〔。1952年(昭和27年)には、第1回紙芝居コンクールで優勝を果たした〔。 当時は日本全国に紙芝居師があふれていた〔。収入面においては、日雇い労働者への定額日給が240円であったことから「ニコヨン」と通称されていた時代にあって、紙芝居はその倍近くの収入が得られ〔、紙芝居の全盛期であった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「森下正雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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