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森田 信義(もりた しんぎ〔''森田信義''、''jlogos.com'', エア、2012年12月20日閲覧。〕、1897年12月6日 - 1951年7月15日)は、日本の映画プロデューサー、脚本家・劇作家、演出家である〔〔''森田信義''、日本映画データベース、2012年12月20日閲覧。〕〔''森田信義''、日本映画情報システム、文化庁、2012年12月20日閲覧。〕〔''山本正夫''、日本映画情報システム、文化庁、2012年12月20日閲覧。〕〔''森田信義''、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年12月20日閲覧。〕。山本 正夫(やまもと まさお)という筆名もある〔〔''山本正夫''、日本映画データベース、2012年12月20日閲覧。〕〔''山本正夫''、東京国立近代美術館フィルムセンター、2012年12月20日閲覧。〕〔マキノ、p.338-374.〕。 == 人物・来歴 == 1897年(明治30年)12月6日、兵庫県神戸市に生まれる〔〔岸, p.209-211.〕〔岸, p.493.〕〔岡本, p.622.〕。 非常に裕福な商家の家庭に長男として生まれ、育てられた〔〔。父の金蔵の代から、大沢商会の大沢善夫(のちのゼーオー・スタヂオ社主)の祖父とも親交があった〔。長じて東京に移り、慶應義塾に進学する〔。1918年(大正7年)ころ岡本綺堂に師事〔、帝国劇場での上演台本等を書き、同人誌『群像』を主宰する〔〔山本, p.44.〕。1920年(大正9年)、当時慶應義塾の学生でのちの映画監督・山本嘉次郎やのちの脚本家・小林正の「白夜会」と協力し、栗原トーマスの講演会等を行う〔。同学卒業後、松竹演劇部の劇団「新声劇」の責任者となり、1925年(大正14年)、3歳年上の同劇団の女優三好栄子(1894年 - 1963年)と結婚する〔、2012年12月20日閲覧。〕〔岸, p.502.〕。1932年(昭和7年)5月、開校した日本映画演劇学校で、『芝居王国に君臨するのは誰か』という講演を行う〔国立劇場, p.272.〕。演者は森田のほかに、山本嘉次郎、静間小次郎、野淵昶、小林正らで、森田は静間や野淵、溝口健二、村田実とともに同校の理事を務めた〔〔国立劇場, p.268.〕。同年6月には、京都座で佐々木邦原作を森田が脚色し野淵昶が演出した『時雨唄鈴鹿越』を、同年12月には金子洋文の作で森田が演出した『金井半兵衛追跡』を、それぞれ「新声劇」が上演した記録が残っている〔国立劇場, p.280.〕〔国立劇場, p.326.〕。 1935年(昭和10年)6月、松竹興行の白井信太郎が演劇雑誌『新興演劇』を創刊、鳥江鉄也、野淵昶、山上貞一とともに編集を務める〔国立劇場, p.599.〕。同年12月末、太秦帷子ヶ辻中開町(現在の右京区太秦堀ヶ内町)に、牧野省三の長男であるマキノ正博がトーキー(映音式)のための新しい撮影所を建設した新会社、マキノトーキー製作所を設立、その第1作『江戸噺鼠小僧』の製作が同年11月に開始されるが、月形龍之介原作による同作の脚本を「山本 正夫」の名で書いている〔〔。同社で合計4作の脚本を書いたが、マキノの回想によれば、1936年(昭和11年)4月に森田が「月形を貸してくれ」というのでレンタルしたところ、月形はマキノトーキーに戻ってこなかった、とのことである〔。1937年(昭和12年)、京都・河原町の「エラン・ヴィタール演劇塾」に招かれ、野淵昶、伊丹万作らとともに講義する〔増山, p.103.〕。当時、森田は東宝映画に在籍しており、ゼーオー・スタヂオの作品をプロデュースした〔〔。その後は、第二次世界大戦中も戦後も、一貫して東宝に籍を置いた〔。 1951年(昭和26年)3月、砧の東宝撮影所長に就任する。同年、交通事故に遭い、後遺症を得て療養中の同年7月15日、東京都世田谷区新町の自宅で死去した〔〔。満53歳没。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「森田信義」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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