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ムクノキ(椋木、椋の木、樸樹、 )はアサ科ムクノキ属の落葉高木。東アジアに分布する。単にムク(椋)、またはエノキに似るためムクエノキ(椋榎)とも言う。 成長が比較的早く、大木になるため、日本では国や地方自治体の天然記念物に指定されている巨木がある。 == 名称 == 「椋」を「むく」と読むのは国訓で、本来この字は、同様に落葉高木ではあるが「ちしゃ」を意味する。ただし、「ちしゃ」はの同定にはムラサキ科のチシャノキまたはエゴノキ科のエゴノキの2説あり(他にキク科のキャベツもあるが草本なので除外する)、真の椋がどちらかは判然としない〔辞書類の中には、椋にチシャノキを結びつけるものもエゴノキを結びつけるものもある〕。 「椋」には「くら(蔵・倉)」の意味もある。この意味は、中国古典には見られない(「椋」音でその意味には「𢈴」を使う)が、日本独自の国訓ではなく、古代朝鮮に由来する。 「椋」を含む地名や名字は多い。「むく」と読むものも「くら」と読むものもあり、「椋本」などはどちらでも読む。 「むく」を訓とする字には「樸」もある〔『諸橋大漢和』「樸」〕。ただしこの字は同音の「朴(えのき、国訓 ほおのき)」と通じ〔、とくに現代中国の簡体字ではでは「樸」の字形も「朴」であり区別をしない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ムクノキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Aphananthe aspera 」があります。 スポンサード リンク
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